木の温もりが感じられる、乳幼児向けの屋内遊び場「さとらんど キッズコーナー」(札幌市東区)

おもちゃだけでなく、床や家具などすべてに北海道産の木材を使用。木の温もりを感じられる室内空間で遊べます
「食育」×「木育」をテーマに遊びながら学べる空間
総面積74.3ヘクタールの広さを誇る札幌市東区のテーマパーク「さとらんど」は、野菜の収穫やバター作りなどいろいろな体験ができるスポットとして、子ども連れにも人気。そんな同施設に、2022年にオープンしたのが、「食育」と「木育」をテーマにした札幌市内最大級の「屋内キッズコーナー」です。
キッズコーナーだけで240平方メートルという広さがあり、家具はすべて札幌市内の障がい者支援施設が手掛けたこだわりのもの。そのどれもが、北海道産の木材を使用しているといいます。

シラカバなどの木の形を生かして作られた「生つみき」。樹皮の感触が楽しめます
一つ一つ手作りだという「生つみき」は、北海道庁赤れんが庁舎の改修工事に伴い伐採したイチイや、さとらんど園内のシラカバを加工して作られたもので、木目の美しさが目を引きます。
また、見逃せないのがキッズコーナーの中心にあるおままごとコーナー「さとらんどマルシェ」。約50種500個ものおままごとアイテムがそろい、ママもパパも見ているだけでワクワクしてしまうほどです。
木製のおままごとアイテムが充実。すべて無料で遊べるのもうれしい おままごとアイテムは、野菜や果物、調理器具、調味料、食器類まですべて木製 トドマツやカラマツで作られたイス(写真右奥)は、回転させると座る高さが変わり、テーブルとしても使えます おままごとアイテムのほかに、さとらんど園内のシラカバを加工した積み木や、木製のこま、車など約30種類の日本製の木製おもちゃが並びます
おままごとアイテムの品ぞろえは道内最大規模。木製のニンジン、トウモロコシ、リンゴ、ダイコンなどが旬の季節別に並んでいるため、お店ごっこや季節分けなどを楽しみながら野菜や果物について学ぶことができます。
木箱には野菜や果物の名前とイラストが書かれたカードが貼られ、使ったものをもとの場所に戻せるような工夫がされているのも◎。
樹種ごとの色や香り、手触りなどの違いを五感で感じながら遊べる木のおもちゃは子どもの感性豊かな心の発達を促し、大人にとっても癒し効果があります。

毎年多くの人が参加するビンゴ大会
キッズコーナー以外にも、さとらんどでは、毎月さまざまなイベントを実施しています。12月15日には、音楽演奏会や毎年大盛況のビンゴ大会が行われる「さとのクリスマス」を開催予定。施設内のレストランで味わえる、期間限定のメニューも要チェックです。
(画像提供:さとらんど)
施設情報
- 名称
- さとらんど キッズコーナー
- 所在地
- 北海道札幌市東区丘珠町584-2
さとらんどセンター 2階
- 営業時間
- 9:00~16:00
※混雑時は1時間以内での利用にご協力ください。
- 休園日
- 夏期(4月29日〜11月3日)無休
冬期(11月4日〜4月28日)月曜日
※月曜日が祝日の場合はその翌日
年末年始(12月29日~1月3日)
※冬期間は、さとらんどセンター以外の建物は閉鎖しています。
- 料金
- 入場無料
- 予約
- 予約不要(事前予約不可)
- 電話番号
- 011-787-0223
- 駐車場
- 1,800台(無料)
- 設備・特徴
トイレあり
ベビーカー入場可
授乳室あり
おむつ替え台あり
自動販売機あり
食堂あり
休憩所あり
多目的トイレあり
雨でもOK
- 備考
- ・ベビーカーの貸出はなし
・授乳室には給湯設備もあります
・さとらんどセンターホールは食べ物の持ち込み可
・おむつ交換台は、授乳室と各所の身障者用トイレ内に設置しています
・無料休憩室は、貸室利用がない場合に限ります
- 地図
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