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幼児から高校生まで学びを支援 安平町、25年度に新プロジェクト

安平町の公教育の核となる早来学園

安平町の公教育の核となる早来学園

【安平】町教育委員会は来年度から、「こどもにやさしいまちづくりプロジェクト」を始める。教育長直轄でスタッフ15人を配備、幼児から高校生までの学びをサポートするとともに、大人の生涯学習にも力を入れ、町が目標とする「日本一の公教育」を目指す。

教育長直轄15人配置 大人の生涯学習も力

2023年4月に小中一貫の早来学園を開校するなど公教育の拡充に力を入れており、今回のプロジェクトでさらに幅広い年齢層での「学び」を支援する。

こども園から小学校への移行をスムーズにするため、新たに職員を配置。年長組と半年間ともに過ごし、4月に子どもたちと一緒に小学校に移って半年間寄り添い、子どもの環境の変化を見守る。

さらに、北海道教委の地域協働まちづくり推進事業「北海道MA+CHプロジェクト」の指定を受けた追分高に魅力化コーディネーターを配置し、「総合的な探求の時間」の授業を充実させる。家庭支援コーディネーターも配備し、不登校の子どもを支援するほか、部活動の地域移行も進める。

早来学園の入学者の家族を中心に大人の移住者も増えており、生涯学習の機会も充実させる。まずニーズを調査し、どんな支援が必要かを探る考えだ。

プロジェクトに際し、町教委は地域プロジェクトマネージャー、任期付き職員、地域おこし協力隊員の計9人を新たに採用、既に採用している6人と合わせ15人体制で進める。

井内聖教育長は「道内外から優秀な人材が来てくれると期待している。プロジェクトを通じて全体的に子どもたちの教育の質を引き上げるとともに、地域の大人にとっても学びが楽しいまちにしたい」と話している。

人材採用の応募締め切りは27日。16日に現地説明会を開く。詳細は専用サイトへ。問い合わせは町教委、電話0145・29・7036へ。

取材・文/松本悌一(北海道新聞記者)

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