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大通公園3エリアに分け再整備 札幌市、30年ぶり大改修へ素案 幼児の遊び場充実


札幌市は21日、2025年度にも着手する中央区の大通公園再整備のあり方に関する素案を公表した。1989~94年の「平成の再整備」以来、30年ぶりの大幅改修で、公園全体を三つのエリアに分け、中心部の緑地を生かしながら「にぎわい」と「憩い」の両立を目指す。

大通公園周辺でのマンション建設などにより子育て世帯を中心に人口が増加し、イベント開催時に住民が公園を利用しにくいことが課題となっている。噴水や遊具などの設備の老朽化も進み、再整備の必要性がかねて指摘されてきた。

現在は西1~12丁目の東西約1.5キロを「遊び・イベントゾーン」「歴史・文化ゾーン」など五つに区分けしている。

素案では各エリアのコンセプトを提示。西1~5丁目を「札幌を象徴する公園の顔となるエリア」とし、緑や噴水があり、「札幌らしさを体感できる場」と位置付ける。

西4~9丁目は「多様なニーズに対応した札幌ならではの活動を体験できるエリア」とし、各種のイベント開催に加え遊び場や休息の場も設ける。

西10~12丁目は「札幌の歴史と文化を伝承するエリア」。ガーデニングや彫刻を楽しんでもらうほか、西13丁目の市資料館への回遊を促す仕掛けも検討する。

幼児が利用する遊び場の開設や、ベンチの配置の見直しなども盛り込んだ。外国人観光客の増加を見据え、QRコードを使った多言語対応の案内表示を増やす。

市は検討会が来年3月に取りまとめる方針を踏まえ、具体的な再整備計画を策定する。

取材・文/若林彩(北海道新聞記者)

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