子ども連れも上機嫌、巨大一升瓶型の遊具 旭川に「男山酒パーク」

実物の30倍になる一升瓶型の遊具。内部に滑り台がある(西野正史撮影)
【旭川】道内酒造大手男山の親会社、男山ホールディングス(HD、旭川)は9月13日、遊具やカフェを備えた「男山酒パーク」を旭川市内に開業した。一升瓶型の複合遊具を設置し、酒を飲まない人や子ども連れも楽しめる観光地を目指す。
同社の酒蔵敷地内(市内永山2の7)に整備。敷地内には既に、酒造りの見学や試飲ができる男山酒造り資料館があり、年間20万人が訪れているが、酒を飲まない人の満足度向上が課題だった。

子どもが滑り台で遊ぶ巨大な一升瓶型の遊具(西野正史撮影)
目玉は横にした一升瓶型の遊具で、長さ12メートル、高さ3メートルと実物の30倍の大きさで再現した。内部に滑り台を備えるほか、上部に上って遊ぶこともできる。カフェでは、日本酒造りに使う「仕込み水」のコーヒーなどが楽しめる。
帰省中に子ども2人と訪れた札幌市の自営業、小松田瑠衣さん(31)は「大人も子どもも楽しめる場所になってすごくいい」と話した。入場無料。営業時間は午前9時~午後5時。
取材・文/鈴木誠(北海道新聞記者)
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