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キリンの特徴 屋内外で観察 おびひろ動物園新施設、ガイドツアー開始

新キリン館の2階外観覧通路からキリンを見る内覧会の参加者(加藤哲朗撮影)

おびひろ動物園の新キリン館の内覧会ガイドツアーが24日、初めて開かれた。家族連れなど40人が稲葉利行園長らの案内で2階建ての同館を歩き、キリン目線で観察できる特徴を体感した。

新キリン館は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ床面積は607平方メートル。今月9日に完成した。1階の屋内観覧エリアにはキリンの頭蓋骨や首の骨の標本を展示。取り付けた大型モニターでサバンナに生きる動物の映像を流す。

新キリン館の屋内観覧エリア(手前)(加藤哲朗撮影)

屋内展示室には天井に発光ダイオード(LED)照明があり、日中や夜間に合わせた色に変化する。球体の吊りかごから餌の草を食べる姿も観察できる。同園によると、2階からガラス張りで観覧できるキリンの屋内展示室は国内初だという。

飼育室には、ひづめが自然に削れるよう床に凸凹をつけたことや、キリンがけがしないよう可動式の餌箱を動かすワイヤをキリン側から見えない裏側に設置した工夫も紹介。稲葉園長は、獣医師が2階の飼育員用通路の柵の一部を開けて採血する際は命綱を付けることも話し「安全面にも配慮した」と説明した。

帯広・柏小5年の長瑞己さん(11)は「2階から観覧できるのがすごい。キリンがすみ始めたらじっくり観察したい」と目を輝かせた。

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