子供たちに先端技術体験を 8月31日から「もんべつ未来フェス」 eスポーツやロボット開発

もんべつ未来フェスの企画を話し合う実行委=7月18日
【紋別】テクノロジーをテーマとした「もんべつ未来フェス」(実行委主催)が8月31日から2日間、まちなか芸術館と市立博物館で初めて開かれる。拡張現実(AR)を使ったeスポーツ「HADO(ハドー)」の珍しい大会や、ウェブ制作、ロボット開発などの無料の体験企画がめじろ押し。紋別の未来を担う子供たちに最先端技術に触れてもらい、持続可能なまちづくりにつなげる狙いだ。
市制施行70周年を盛り上げるため、市民有志と紋別商工会議所青年部、「MOMBETSU hazimeru(もんべつはじめる)」などの市民団体が実行委を立ち上げた。
フェスの目玉が「HADO」の大会。ARを活用し3人一組で対戦するシューティングゲームで、優勝チームには10万円相当のツアーを賞品に贈る。ウェブ制作体験は、参加者自身の紋別のお勧めの場所やお店を写真付きで紹介するもので、サイトはしばらくの間、実際に閲覧できるようにする。
他にも、組み立てたロボットを動かすプログラミング、「バーチャルユーチューバー(Vチューバー)」体験、ディズニー&マーベルスタジオ公認アーティストのカズ・オオモリさんが手がけるプロジェクションマッピング視聴などの企画を用意した。
当日は、まちなか芸術館駐車場にキッチンカー16台が出展。これに伴い、一般車両は駐車禁止となる。鎌田真智子実行委員長は「10年、20年後の紋別を支える今の子供の未来をつくることが大切。人口減少への対応にテクノロジーは欠かせないので活用していきたい」と意義を語る。
事前申し込みが必要な企画は専用サイトから。当日参加の企画は駐車場の受付で整理券をもらう。問い合わせはメール、mombetsu.mirai.fes@gmail.comへ。
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