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小学生の放課後教室、先生は地元人材 むかわで取り組み3年目 球技や茶道、お菓子作り指導

児童たちに卓球を指導する三上さん(左)と舛田さん=6月3日、鵡川中央小体育館

【むかわ】町内の民間企業が、平日に学校を終えた小学生にさまざまな体験を提供する「放課後子ども教室」を開いている。休日にも幼児から中学生、保護者も対象にした体験プログラム「ENJOY EVENT(エンジョイ・イベント)」を用意。地元の人材を指導者として巻き込み、地域ぐるみで子育てする環境づくりを目指す。

元小学校教諭の三上誉人(しげと)さん(36)が代表を務め、子どもと地域をつなぐ活動を行う合同会社GCs(ゲーシーズ)が、町の助成を受けて行っている取り組みで3年目。

平日の放課後子ども教室は、「ドッジボールを楽しもう」「本格茶道に挑戦だ」「ヨガでリフレッシュ」など1回1~2時間の無料プログラムがあり、児童が好きなものを選んで参加する。鵡川地区で週4回、穂別地区で週3回開いており、昨年度は年間356回で延べ5062人が参加した。本年度も350回を計画している。

週末の「エンジョイ・イベント」はピクニックやクッキー教室などを年50回程度、無料~千円程度の参加費で開催している。昨年度は42回で延べ882人が参加した。

いずれも指導するのは三上さんのほか、「地域先生」と呼ばれる地元の人たち。個人50人と20団体が登録しており、それぞれの得意分野で力を発揮している。

6月に鵡川中央小で行われた放課後子ども教室「卓球にチャレンジ!」には1、2年生25人が参加。三上さんや地域先生で法城寺住職の舛田那由他(なゆた)さん(43)らが、ラケットの握り方や振り方を指導した。児童たちは2時間にわたり、元気いっぱい体育館を走り回ったり、真剣にボールを打ち返したりして楽しんだ。

「子どもたちは本当にワクワクしながら参加してくれる。子育ての町として、むかわを盛り上げたい」と三上さん。二つの活動を合わせて「むかこみゅ(むかわのコミュニティー)」と呼んでおり「この方式を、ほかの町にも広めていきたい」と話す。問い合わせは三上さん、電話080・5580・1729へ。

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