「誰でも通園」8月開始 札幌市が試行 13施設で受け入れ

札幌市は10日、親の就労に関係なく未就学児を保育施設に預けられる国の事業「こども誰でも通園制度」の試行を8月から始めると発表した。市内の認可保育施設など13カ所で受け入れ、2026年度の本格実施に向けて課題を洗い出す。
保育所や幼稚園に通っていない市内の6カ月~2歳児を持つ保護者が、月10時間まで利用できる。1施設当たりの受け入れは1~5人で、利用時間は施設によって異なる。
保護者は希望する施設と面談し、利用日を決める。1時間あたり300円で、市・道民税非課税世帯は同60円、生活保護受給世帯は無料。今月11日から、市のホームページ「さっぽろ子育て情報サイト」で申し込みを受け付ける。
試行は来年3月28日までで、本年度の事業費は6500万円。市子育て支援課は「子育てに対する保護者の不安を減らしながら、本格実施に向け受け入れ体制も整えたい」としている。
この記事に関連するタグ
What’s New
- ニュース
- ALL
Editor's pick up
Ranking
- すべて
- ニュース
2025
9/13
SAT
Area
道央
小樽・ニセコ・積丹