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母子の心身、育児を一体支援 留萌市が産後ケアを効率化

6月から始まった産後ケア事業で、骨盤ケアを受ける母親ら(留萌市提供)

【留萌】市は6月から、出産直後の母子の心身ケアや育児サポートを一体的に行う産後ケア事業を始めた。「骨盤ケア」などの場を通じ、ホルモンバランスの変化や慣れない育児で心身が不安定になりがちな産後の母親らの不安解消を図り、子育てしやすいまちづくりにつなげる狙いがある。

事業は市民向けで、おおむね生後12カ月以内の子どもと親が対象。市保健福祉センター「はーとふる」で行う通所型(愛称「ホッとママ教室」)と、子育て世帯の自宅に市職員が直接向かう訪問型を用意した。子どもとのふれあい遊びや抱っこ指導に加え、乳房のケアや離乳食の解説、産後の体の使い方を学ぶ骨盤ケアなどを受けられる。いずれも無料。

2021年施行の改正母子保健法で、市町村による産後ケア事業が努力義務となったことを受け、事業化した。はーとふる内にある栄養指導室のエアコン設置費用を含め、本年度の事業費は約385万円。

市保健医療課や市教委子育て支援課はこれまで別々に母子対応や子育て支援を行ってきた。市は今年、助産師1人を会計年度任用職員として採用。骨盤ケアの実施や、より専門的な助言ができるようになるほか、市の取り組みを産後ケア事業として一体化することで効率よく対象者に周知できるという。

保健医療課の坂本和幸課長(55)は「1人で悩まず事業を活用してほしい」と呼びかけ。利用者のニーズを踏まえ、来年度以降も事業を継続する考えという。

利用には、前日までの申し込みが必要。申し込み、問い合わせは同課、電話0164・49・6050へ。

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