子どもが寝転んでも泣いてもOK 釧路のレストラン「おむすびぱらだいす」7月9日リニューアル

9日オープンのレストラン「おむすびぱらだいす」。プレオープンで子育て世帯に好評だった
子育て世帯にくつろいで食事を楽しんでもらおうと、レストラン「おむすびぱらだいす」(釧路市中園町7)が7月9日に開業する。幼少の子どもとその親が落ち着いて食事する場所が釧路市内にないとして、同住所の洋食店がリニューアルした。釧路商工会議所と釧路市ビジネスサポートセンター「k-Biz」(ケービズ)が地域課題を解決する事業「くしろ共助プロジェクト」として初めて認定し、支援した。
約40人が飲食できる店内では、授乳スペースやおもちゃコーナーを、席から目が届くところに設けた。来店時に靴を脱いでもらう仕組みで、子どもたちが床で寝転ぶことも可能だ。料理はバイキング形式で、子どもが持ちやすい小さなおにぎりを5種類ほど提供するほか、週替わりの料理やデザートなども用意する。
レストランの古屋好隆代表(56)は「子どもが泣いても気にしない店。子育てに悩みを抱えている人も、気軽にご飯を食べに来てほしい」と話す。子ども連れ以外の来店も歓迎している。
共助プロジェクトは、同会議所の創立100周年記念事業として実施。地域課題解決に取り組む事業に対し、事業の内容・計画・主体者の課題認識などを評価し、審査基準を満たすものを認定する。認定を受けたプロジェクトを公表し、釧路商工会議所会員をはじめ広く投融資を呼びかける枠組み。今回の飲食店リニューアルは10社以上が支援し、企業の協賛金で未就学児の利用料金も無料となる。
中学生以上1870円、小学生770円。営業時間は午前11時~午後0時40分、午後1時~同2時40分の2部制。月曜定休。予約、問い合わせは同店、電話0154・32・2040へ。
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