【こどもの本棚】苅田澄子『しょくパンにんじゃ』

今回のテーマは「忍者」
推薦者 石田遥さん(豊頃町図書館)
独特の忍術 メロンパンに奉公
石田さんが紹介するのは、絵本「しょくパンにんじゃ」(苅田澄子作、モカ子絵/PHP研究所)。石田さんは「忍者の絵本は多く、どの本でも、仕える人のために一生懸命な姿が描かれます。この本は、忍術も独特です」と話します。
「パンのむら」に住むしょくパンにんじゃは、メロンパンの殿様に仕えています。ある日、殿様から隣村を偵察するよう命じられます。パンのむらを襲う計画がうわさされているというのです。
闇夜で姿を隠すためにチョコクリームを塗ったり、薄い体で隙間を通り抜けたりと、食パンならではの忍術が次々登場します。4歳ごろから。
こちらもおすすめ
「ひげにんじゃ」
(くどうたけお著/日本標準)
「ひめさま!じいがかぜをひいたでござる」
(丸山誠司作/光村教育図書)
「はなくそにんじゃ」
(よしむらあきこ作絵/教育画劇)
「てのりにんじゃ」
(山田マチ作、北村裕花絵/ひさかたチャイルド)
(2024年6月18日 北海道新聞帯広・十勝版掲載)
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