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産婦人科で「地域に貢献」 永井さん、1月26日に倶知安でクリニック開業

真新しい診察室で開業準備に当たる永井美江さん

【倶知安】産婦人科医の永井美江さん(61)が町北5西2で整備を進めていたクリニックが完成し、1月26日に開業する。産婦人科の疾患全般の診療、女子スポーツ選手のケア、妊婦健診などに幅広く対応し、地域医療の向上を目指す。

選手ケア、妊婦健診にも対応

永井さんは愛知県の藤田保健衛生大(現藤田医科大)卒。日本産科婦人科学会専門医や日本麻酔科学会認定医の資格を持ち、首都圏のクリニックなどで勤務してきた。後志管内の巡回検診に参加し、産婦人科医が少なく、女子スキー選手らのケアも必要な事情を知って倶知安町での開院を決意。町内に今月転居し、「ながいよしえ倶知安クリニック」として診療を始める。

クリニックは木造平屋建て床面積約150平方メートル。産婦人科の疾患のほか、アスリート外来で女子選手らの生理や貧血の問題をケアする。妊婦健診は妊娠初期から中期に対応し、胎児の様子を詳しく鮮明に見られる「4Dエコー」を導入した。真狩村の「なみうち助産院」には、クリニック内を産後ケアのサテライト拠点として活用してもらう計画。不妊の相談、生理痛など痛みの緩和にも当たる。今後、管外遠隔地向けオンライン診療も行う予定だ。

月、金曜午後3~7時に加え、働く女性らが受診しやすいよう、土日祝日の午前11時~午後7時に診療する。受診の際は当日、クリニックのホームページで申し込む。永井さんは「女性の医師として女性が受診しやすい環境を整え、できるところから地域医療に貢献していきたい」と話す。

問い合わせはクリニック、電話0136・55・7699へ。(須藤真哉)

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