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置戸町、児童館を新築 小学校近くの町有地に 26年度供用開始

町がまとめた基本構想で示した児童館の建設予定地

【置戸】町は、老朽化が深刻な町児童センターに代わる児童館を、置戸小近くの町有地に新築する方針を固めた。これまで同様に放課後児童クラブの拠点とするほか、地元中高生が集う居場所にもする考え。2026年度の供用開始を目指す。

新しい児童館は、木造平屋、床面積約800平方メートルで、児童センターのほぼ倍の規模を想定している。基本構想では、児童クラブ集会室や遊戯室、ホールに加え、中高生が自習や文化体験などができる活動室を設置する。来年度の実施設計を経て25年度に着工する予定。

町の放課後児童クラブ「くるみの会」は現在、置戸小から約1.2キロ離れた旧めぐみ幼稚園舎で仕事などで保護者が自宅に不在の児童を受け入れている。本年度の登録児童は64人で、小学1~3年生が7割を占める。ただ施設は築年数34年で、近年は雨漏りや壁のひび割れなどで修繕費がかさむ上、児童が遊ぶには手狭なことが課題だった。

そこで、町は21年度、児童館等建設検討委を立ち上げ、改修と新築双方の案を検討してきた。改修で対応するには大幅な修繕に加え増築が必要で、コストが膨らむことが判明。「新築が望ましい」との結論に達した。利便性を考慮し、建設地は置戸小から約300メートル離れた町有地2795平方メートルを選んだ。

児童館の隣接地には遊び広場と駐車場を整備するほか、町道の一部を歩行者専用道路とし、すでに遊具が設置されている北側の広場と行き来しやすくする。  町社会教育課は「0~18歳の子どもの居場所となるよう、計画を進めていきたい」としている。(中川渚)

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