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函館の小学校統合に賛否 千代田小で説明会 進め方に異論も

進め方に異論も出た小学校統合の説明会

函館市立の八幡、万年橋、千代田の3小学校を八幡小に、中部、中島、北星の3小学校を中部小に統合する計画について、函館市教育委員会(市教委)は11月21日、保護者説明会の初回を千代田小(56人)で開いた。保護者から統合を容認する声が上がる一方、校区が広くなり子どもを遊びに行かせるのは不安―との意見もあった。説明会の進め方にも異論が出た。

28日に万年橋小、30日に八幡小、12月に残りの3小で順次説明会を開く。二つの枠組みの統合については16年に市学校教育審議会が答申していたが、保護者らの合意を得られなかった経緯があり、合意形成が焦点となる。

千代田小の説明会には保護者や町会関係者ら約30人が出席し、市教委は26年春の統合校開校を目指す日程を説明。計画では千代田小の校区の一部が柏野小に編入されるが「統合校への登校も選択できるよう検討する」と理解を求めた。

保護者らは「校区が広すぎる」「子供だけで遠くに遊びに行かせることになるがいいのか」などと発言した。災害時を想定し「校舎をインフラとして残してほしい」との声もあった。このままでは複式学級になる可能性があるとの説明を受け、統合に賛成する保護者もいた。

市教委は大きな反対がなければ再編を進めたいとし、賛否を挙手で示すよう求めた。出席者は「情報が少ない」「来られなかった人もいる」などと述べ、進め方が強引だと反発。市教委は改めて千代田小で説明会を開くことを検討するとした。(千鳥綾香)

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