アザラシ、ニシンをぱくり 飼育員が生態解説 おたる水族館「ちょこっとガイド」

越冬プール内のアザラシにニシンを投げ込む参加者
【小樽】通常は一般公開していない「越冬プール」でアザラシに餌やりをしながら、飼育員による生態解説も聞くことができる「アザラシちょこっとガイド」が21日、おたる水族館(小樽市祝津3)で始まった。
アザラシが元気に泳ぎ回るこの時期の生態を観察してもらおうと企画した。初日は市内外から家族連れら16人が参加。同館海獣公園の端にある越冬プールで、担当飼育員が「寒さに耐える皮下脂肪を蓄えるため、この時期はたくさん食べる」などアザラシの生態を紹介した。参加者が計約50キロのニシンをプールに次々と投げ込むと、アザラシはすぐに集まり大きく口を開けてぱくり。函館市から訪れた会社員上村百合子さん(29)は「ニシンに食いつく勢いにびっくりした」と話していた。
同ガイドは11月26日までの土日祝の午後0時20分から約30分間行う。参加料は500円。予約不要で、定員15人に達し次第開始する。問い合わせは同館、電話0134・33・1400へ。(向井智啓)
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