岩見沢中心部、にぎわい戻れ 市内の合同会社、月1回催し ゲーム、焼き肉 親子で 初回は6日

「夏休みの思い出を親子でつくってほしい」と話す前野代表
【岩見沢】市内の商店主らでつくる合同会社「ツナグマチいわみざわ」は8月から月1回程度、市中心街の活性化を目的に、親子で楽しめるイベントをナカノタナ市場(4西2)を中心に開く。初回は6日。かつて人気を集めた家庭用テレビゲームや、焼き肉などを楽しめる催しを企画した。同社の前野雅彦代表(49)は「中心街に目を向けるきっかけをつくっていきたい」と話す。
同社は月1回、農産物などを販売する「まちなか朝市」を開いている。ただ客の多くは大人で、来場者は平均20人。より多くの人に足を運んでもらうため「親子で体験できる催しを」と新たなイベント開催を決めた。
8月は2回行い、6日は午前11時~午後3時。同市場内では家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」やゲームソフト約30種類、ミニ四駆と専用サーキットが楽しめる。また市場前の広場では、市場内の精肉店の商品を七輪で焼いて味わえる。ゲームのみの場合1人500円、ゲームとのセットは1人2500円。
13日は市内美流渡(みると)在住の画家MAYA MAXX(マヤマックス)さんと市場前の広場で参加者が自画像を描く。年長児から小学6年が対象で、午前10時からと午後1時からの2回。各回とも定員20人で先着順。参加費は1人1500円。大人は2500円で七輪焼きのみでも楽しめる。
両日とも前日までの予約が必要。今後は秋に米の食べ比べや冬に雪像作りなどを計画している。前野代表は「ナカノタナはかつて『市民の台所』と呼ばれ、約40店舗がありにぎわっていた。イベントを多く開催することで少しでも、にぎわいを創出していきたい」と話している。
問い合わせと予約はツナグマチ、電話0126・35・1279へ。(高木緑)
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