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子どもに絵本作りの楽しさを 画家・杏南さん 札幌にスクール

絵本作りに励む児童を見守る杏南さん(左端)

絵本作りに励む児童を見守る杏南さん(左端)

札幌市在住の画家杏南明知建(あんずあけあした)さん(42)=本名・平塚翔太朗さん=が子どもたちに絵本作りを伝える「ASIIIETA ARTSCHOOL ANDSTUDIO(アシタ アートスクール アンドスタジオ)」を札幌市中央区宮の森に開校し、芸術の楽しさを伝えている。講師として道内の児童と作品を制作した経験を生かし、「芸術家も将来の選択肢の一つに」と活動している。

杏南さんは札幌市出身。幼い時から絵を描くのが好きで、小学生時代から、自分を主人公にした冒険などの絵本を作り始めた。北海高を経て東京造形大造形学部で広告デザインを学び、札幌で広告代理店に勤務。絵本作りは独学で、2010年から小学校や美術館で児童と作品を作ってきた。

17年は道立近代美術館の事業で円山小児童と、空間を作品とするインスタレーションを作った。児童が真剣に向き合う姿に感動し、スクール立ち上げを決意。今年4月8日に開校した。

スクールは児童3人が在籍。6月初めの授業では、杏南さんが「失敗を恐れず描いてみよう」と話し、児童はA5判の紙に動物や宝石などを自由に描いた。市内の小学1年の光部有祐君は「船を描くのが楽しかった。次は飛行機に挑戦したい」と笑顔で話した。

これまで杏南さんは絵本を5冊作り、「アートは自分を成長させる」と力説する。「勉強や運動を頑張る中で、アーティストが選択肢となり、ものづくりや表現する分野で生きる人が増えたらうれしい」と語る。

スクールは月3回で月会費7千円。体験も可能。問い合わせは杏南さん、電話090・2876・0105へ。(竹田菜七)

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