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定山渓の小中一貫義務教育学校、木造校舎に 札幌市立の小中高では唯一

札​幌​市​南​区​定​山​渓​地​区​に​2025​年​度​開​校​予​定​の​義​務​教​育​学​校​の​新​校​舎​パ​ー​ス​(​市​教​委​提​供​)

札​幌​市​南​区​定​山​渓​地​区​に​2025​年​度​開​校​予​定​の​義​務​教​育​学​校​の​新​校​舎​パ​ー​ス​(​市​教​委​提​供​)

札幌市教育委員会(市教委)は、南区の定山渓小と定山渓中を閉校し2025年度に開校する予定の小中一貫義務教育学校の校舎の概要を決めた。木のぬくもりを感じ、安心して学校生活を送ってもらうため、木造とするほか、教室前にワークスペースを設ける。市教委によると、市立小中高の校舎で木造は唯一で、「温かみのある空間で9年間楽しく過ごしてもらえれば」と期待を寄せている。

道産材の使用検討

新校舎は鉄筋コンクリート造の給食室など一部を除き木造で、約3500平方メートルの平屋。道産材の使用を検討している。総工費は約20億円で、そのうち国から約10億円の補助金を受ける予定。小規模のため費用が鉄筋コンクリート造とほとんど変わらないこともあり、木造に決めた。

普通教室と特別支援教室は計11室あり、教室前はワークスペースを兼ねた広い廊下とする。天井が最大約7メートルあるワークスペースの上部には窓を設け、換気しやすくして夏の暑さ対策を図る。10月に着工し、25年2月の完成を目指す。

現在の小学校の校舎は1962年、中学校は81年に建設され、ともに老朽化していることから義務教育学校化に合わせ、現在の定山渓中の敷地で新築する。体育館は現在の中学校のものを改修、一部増築して引き続き使用する。現在の中学校は25年度に解体予定で、小学校は解体するか未定。

市教委は校区がほぼ同じ小中学校について、校舎改築などに合わせ小中一貫の義務教育学校への移行を順次進める方針。市内初の義務教育学校の福移学園(東区)は今年4月に開校し、定山渓は2校目となる。(麻植文佳)

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