札幌市の子育てサイト 「チャットボット」機能を強化 対象を全世帯に拡大

チャットボットのアイコンと質問候補が右下に別枠で表示される「さっぽろ子育て情報サイト
札幌市は3日、人工知能(AI)を使って子育て支援などに関する質問に対話形式で答える市の子育て情報サイトの無料サービス「チャットボット」機能を強化した。対象をひとり親世帯から全ての子育て世帯に広げ、季節ごとに利用の多い支援制度を紹介する「質問候補」機能を加えた。
チャットボットは時間に制約があるひとり親家庭が休日などでも子育て情報を得られるように昨年10月に導入。パソコンやスマートフォンで市の「さっぽろ子育て情報サイト」に進むと表示される別枠の画面に、単語を入力するか、「お金のサポート」「子どもを預ける」などの項目から選ぶと情報に行き着く。
市子育て支援推進担当課によると、チャットボットは導入後、1日平均51件の利用があった。今回はAIの学習が進んだため対象を広げた。質問候補は3日現在、パソコンのみに対応しており、スマホは来週以降に使える。同課は「一度使ってみて」と呼び掛けている。(久保耕平)
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