０歳児一時預かり開始へ 伊達で初 つつじ保育所、移転新築
開放感あふれる新しい「つつじ保育所」の遊戯室
【伊達】社会福祉法人くさぶえ（鹿島町）が運営する「つつじ保育所」（舟岡町）の新園舎が完成し、4月1日から利用が始まる。市民の要望が多かった0歳児の一時預かり保育を市内で初めて行うため、乳児室と一時保育室を隣に配置し保育体制を整えた。
築40年の現保育所から約1キロ離れたJR北舟岡駅東側に移転、新築した。鉄骨造り平屋建て、延べ床面積約1千平方メートル。総工費は約3億4千万円で昨年6月から建設していた。
広さ約190平方メートル、天井高約10メートルの遊戯室を建物の中心に置き、周囲を取り囲むように年齢別の保育室や調理室、フリースペースなどを並べた。
24日の内覧会では、利用する乳幼児の保護者や地域住民らが見学。同保育所の木村昌代所長は「開放的で、子どもが楽しく穏やかに過ごせる環境ができた」と話した。（梶山征広）
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