シットスキー授業、札幌で広がる 下肢に障害、座って滑走 2年目、小中18校22人体験

ボランティアのサポートを受けながらシットスキーを楽しむ平岸西小の帆足桐也君(石川崇子撮影)
下肢に障害のある人が座って滑る「シットスキー」の授業が、札幌市内の小中学校で徐々に広がっている。希望する学校に市が用具の貸し出しと指導ボランティアの派遣を行っており、2年目となる本年度は18校の22人が体験した。一方、ボランティアは不足しており、今後は指導者の育成が課題となる。
クロスカントリー用のスキー板の上に座部が付いたシットスキーは1台約20万円する。市は「障害のある子供も授業を楽しめるように」と14台導入し、昨年度から希望する学校に貸し出している。要望に応じ、用具の使用法や障害者との接し方を学んだ指導ボランティアも派遣する。昨年度の体験者は13校16人で、本年度は学校数、児童生徒数ともに4割ほど増えた。
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