【こどもの本棚】竹下文子『なまえのないねこ』

今回のテーマは「ネコ」
推薦者 小田桐桜さん(豊頃町図書館)
感動に心打たれる1冊
2月22日の「猫の日」にちなみ、小田桐さんは絵本「なまえのないねこ」(竹下文子文、町田尚子絵/小峰書店)=写真=を紹介してくれました。
「第12回MOE絵本屋さん大賞2019」で1位になるなど、絵本を取り上げた賞にも数多く輝いた話題作です。小田桐さんは「最後に感動が待っていて、私自身、心を打たれた1冊です。子どもにも大人にも読んでもらいたい」と話します。
靴屋さんのネコの名前は「レオ」で、八百屋さんのネコは「チビ」。本屋さんのネコは「げんた」といって、お客さんからいつも声を掛けられる人気者です。小さなころから名前のないネコの「ぼく」は、名前に憧れます。自分でつけてみようと名前探しに出かけますが、あることがきっかけで、本当にほしかったものに気付きます。4歳ごろから。
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藤野恵美文、相野谷由起絵/アリス館
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キヨノサチコ作絵/偕成社
(2023年2月21日 北海道新聞帯広・十勝版掲載)
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