旭川市、給食費値上げ分を全額補助 保護者負担軽減へ

【旭川】旭川市は30日、2023年度から食材価格の高騰を受けて値上げする市立小中学校の給食費について、23年度は値上げ分を全額補助し、保護者負担をなくす方針を決めた。当初は値上げ分の半額補助を検討していたが、負担減を求める市民の声を受けて全額補助に転換した。24年度以降も補助するかどうかは未定としている。
給食費の値上げは18年度以来5年ぶりで、小中学校いずれも月額450円引き上げ、小学校4850円、中学校5700円とする予定。市は値上げ分の全額補助に必要な費用約1億円を23年度一般会計予算案に計上し、2月20日開会予定の定例市議会に提案する。可決されれば、23年度に保護者が支払う金額は本年度と同額になる。
旭川市教委は昨年12月に値上げ方針を明らかにしたが、市議会で「急激な値上げは負担が大きい」と負担軽減を求める意見が相次いでいた。(綱島康之)
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