旭川市、中学生以下の医療費無償化へ 新年度から

【旭川】旭川市は1月27日、市内の中学生以下の医療費を2023年度に無償化する方針を固めた。入院、通院のいずれも所得制限は設けない。市によると、道内の人口10万人以上の自治体で所得制限なしで中学生以下の医療費を無償化している例は現時点ではなく、函館市が4月から高校生以下に実施する方針を発表している。
旭川市は関連の事業費約7億7千万円を新年度一般会計予算案に計上し、2月20日開会予定の定例市議会に提案する。市は現在、2歳以下と市民税非課税世帯の3歳から中学生までの医療費を無償化。それ以外の3歳から中学生は、自己負担額が1割になるよう助成している。23年8月からは無償化の所得制限を撤廃し、全ての中学生以下に広げる。
中学生以下の医療費無償化は今津寛介市長の公約で、25年度までの段階的な実現を目指していたが、前倒しした。(山口真理絵)
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