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帯広市の公立保育所再編計画見直し 松葉、依田は入所5歳まで/転園の場合は優遇措置

帯広市は公立保育所の再編計画(2021〜25年度)の全面見直しに伴い、23年度の松葉、依田保育所の入所を従来通り5歳児まで受け入れることを決めた。松葉、依田、帯広、青葉保育所に本年度入所した子どもは3歳児クラス以上に進級する際に転園の必要がなくなり、希望者は卒園まで在籍できるようにする。転園の場合は希望の園に入れるよう優遇措置をとる。

帯広市は今年8月、定員の縮小や民間移管を盛り込んだ再編計画が実情と合わないことから見直すことにした。新しい内容は23年2月に公表するが、来年度入所の申し込みは11月から始まるため、先行して一部内容を決めた。

従来の計画では、0~2歳児の保育需要が高まり、3~5歳児は減少傾向になると想定。23年度から松葉と依田、24年度から帯広と青葉を原則として2歳児クラスまでに限定し、将来的に3~5歳児のクラスをなくす方針だった。定員は90人から40人程度への縮小を計画していた。

しかし実際には0~2歳児の需要は減少傾向で、3~5歳児が想定より減らなかった=グラフ=。22年度の入所児童数は0~2歳児が計画より204人少ない1176人、3~5歳児が161人多い1955人。保護者からは「きょうだいで同じ園に転園できないかもしれない」などと再編計画への不安の声が出ていた。

帯広市こども課は「少子化に変わりはなく、再編は必要」とし、定員縮小や民間移管の内容や時期について検討する考えだ。保護者へのアンケートのほか、市内の保育所への聞き取りを進めている。(小坂真希)

(2022年10月19日 北海道新聞朝刊掲載記事)

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