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札幌市の訪問型育児相談が好評 未就学児いる家庭対象、手稲区で試行 他区へ拡大検討

子育てサロンで交流するホームスタート利用者(左)とボランティアら

就学前の子どもがいる家庭をボランティアが訪れて子育て相談に乗る、札幌市の無料の「家庭訪問型子育て支援ホームスタート」事業が手稲区で試行され好調だ。1月から始まり、これまでの利用は22件。近所に知り合いがおらず子育てで孤独を感じる人などに好評で、市は今後、他区への拡大も検討している。

事業は、児童福祉に力を入れるNPO法人ワーカーズコープが市の委託を受け、同法人が手稲区で運営する子育てサロン「あそべばい~しょ♪」が実施する。

同サロンが希望者と面談し、抱える悩みや希望するボランティアの年齢層・性格などを考慮してボランティアとマッチングする。派遣するのは、子育て経験があり、複数回の講習を受けた40~70代。利用者宅を週1回、2時間ほど訪れ、子育ての悩みを聞いたり、家事の間に子どもの面倒を見たりする。実際に訪問するのは4回だが、サロンの担当者を交えた面談など約2カ月、支援を続ける。

今年2月に長男の綾太くんを出産した伊藤真由恵(まゆみ)さん(46)は、5~6月に利用。「出産前後は病院の人と関わる機会があったが、その後、夫が仕事で外出中は1人きりになり急に寂しくなった」と不安だったが、「両親も遠方に住んでいて、ボランティアに話を聞いてもらえ気持ちが楽になった」と笑顔で振り返る。

同サロンには、市外や他の区から問い合わせがある。市子育て支援課は想定以上の利用者としており、「見えた課題を洗い出し、今後は実施団体を増やすなどしてエリアの拡大を検討したい」と話す。

申し込みや問い合わせは同サロン、電話070・1543・5121へ。もしくは電子メール(teine.asobeba@gmail.com)か申し込みフォームから。(長峯亮)

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