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釧路市内小学校の統合とりやめ 市教委再編計画の素案公表

釧路市教育委員会は1日、市内小中学校の再編や義務教育学校の設置を盛り込んだ「釧路市がめざす学校のすがた基本計画」の素案を公表した。保護者や住民からの反対を受けて、6月策定の「たたき台」で示した小学校の統合を取りやめた。小中一貫の義務教育学校6校の設置は予定通り実施する。今後は、10月に保護者や地域住民に向けた説明会を開き、12月には最終案として固める方針だ。

6月に策定した同計画のたたき台では、2026年3月末に城山小と武佐小、27年3月末に新陽小は、周辺校に統合した上で閉校するとしていた。たたき台の公表後、市教委は7月、市内14カ所の小中学校で懇談会を開き、保護者からは「通学距離が長くなる」「学校がなくなると地域のにぎわいがなくなる」などの声が上がっていた。

31日の市教委の定例会で決定した素案では、小中一貫の義務教育学校の設置計画に変更はない一方、小学校同士の統廃合の記述は削除された。

市教委は今後の計画で、義務教育学校の設置をさらに進める方向。小学校同士の統合を実施した学区で、新たに義務教育学校も設けた場合、子どもたちは2度の統合を経験する可能性がある。市教委は「保護者から、2度の統合は子どもたちの負担になるという意見を考慮した」として、小学校同士の統合を取りやめる理由を語った。市PTA関係者は「学校がなくならずひとまず安心した。要望を反映してくれたと思う」と話した。

今月の市議会で素案を報告、10月に6カ所で行う懇談会を受け、12月までには最終案を決定する。懇談会の日程は次の通り。

▽コアかがやき 10月4日(午後6時半)
▽音別町コミュニティセンター 5日(午後6時半)
▽阿寒町公民館 12日(午後6時半)
▽コアおおぞら 16日(午後2時)
▽交流プラザさいわい 22日(午後2時)
▽鳥取ドーム 30日(午後2時)

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