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連載コラム「井澤綾華のうちのごはんができるまで」第11回

牛乳にも旬 冬は濃くて栄養たっぷり

明けましておめでとうございます。お正月気分は抜けませんが「今日から仕事」という方もいらっしゃるでしょう。井澤農園は12月中旬まで、タマネギの選別と出荷をしました。5日にハウスで花壇用の花の種をまくのが仕事始めになりそうです。

コンビニでも必ず手に入る農産物の代表が、牛乳です。乳牛には国内で最も多いホルスタインのほかジャージー、ガンジーなどがいます。種類によってお乳の味が違うことは知られていますが、季節によっても変わるのはご存じでしょうか。

特にホルスタインは暑さに弱く、夏は食べる量が減って水分を多くとります。さらに、エサは干し草ではなく新鮮でみずみずしい緑の草になるので、牛乳の脂肪分は減り、さっぱりした味に。草の色を残して黄みが強くなり、チーズにするとよりはっきりします。

冬は栄養が凝縮された干し草をたくさん食べるので、脂肪分が多く濃いミルクを出します。牛乳の旬は、栄養たっぷりの今の時期と言えるでしょう。
パックなどに書かれた成分表示で、乳脂肪分が「~%以上」とあるのは、時期によって変わるからなのです。

道内各地には直売所がありますし、道の駅やアンテナショップではいろいろな種類の牛乳を選べます。お気に入りが見つかったらぜひ、季節ごとの味も楽しんで下さいね。

もっと食べてね

牛乳
カッテージチーズ(写真下)にすると匂いが和らぎます。人肌より熱い牛乳500mlに酢大さじ2を入れ、こします(写真上がこす前)。サラダなどのトッピングにどうぞ。こした汁は栄養があるので料理の水分として使いましょう。

(写真提供:井澤 綾華さん)

井澤綾華さん

管理栄養士

いざわ・あやか どさんこ管理栄養士。栄養教諭第一種も取得済み。 北海道夕張郡栗山町にて地域おこし協力隊として活動しながら、農家の一員として食について発信中。

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