パパと子どもの絆が深まる! “一緒に体験”の日帰りドライブデート(後編)
7月で3周年を迎えたmamatalkの新企画、「パパと子どもで行くドライブデート」の後編(前編はこちら)。ママに一人の時間を作るため、パパが子どもを連れ出します。札幌から約1時間のドライブで行ける、四季折々の花や自然を楽しめるスポットを紹介します。
目次
四季折々の花や、自然を満喫できる庭園
「ゆにガーデン」
ハイジ牧場で体験を楽しんだ後は車で10分ほど移動し、「ゆにガーデン」へ。ゆにガーデンは由仁町の丘陵地形を利用した英国風の庭園で、15のテーマガーデンが広がります。広大な敷地内には四季折々の花々が咲き誇るため、季節によってまったく違った楽しみ方ができるのが魅力です。
春はグローリーオブザスノーから始まり、サクラ、ハナモモやクラブアップル、スイセン、チューリップなどの春花リレーを楽しめます。夏には、アジサイやユリ。「ローズガーデン」は可憐なバラの甘い香りで包まれます。そして秋に見頃を迎えるのがコキア。北海道最大級の「コキアの丘」は今年エリアを拡大するそうです。真っ赤に彩る32,000株のコキアはゆにガーデンでしか見ることのできない風景なので必見です。
オープンテラスでガーデンランチ
カフェテリア「バジル」
入場口からすぐのところにカフェテリア「バジル」があります。ドリンクやソフトクリームのほかにも、テイクアウトメニューが充実。店内での飲食のほか、店舗前のオープンテラスを利用して、ガーデンランチにも利用できます。
オープンテラスはコロナ対策で席数を間引きしてあるものの、十分な数が設置してあります。
お子様ランチがあるので、メニューを考える必要がなくて助かります。しっかりとボリュームがありますが、足りない場合はポテトや鶏の唐揚げを追加で購入することもできます。
日よけのパラソルも設置されていて、敷物などの準備も必要ないのがとても助かります。
ゆにガーデンにはカフェテリア「バジル」のほかに、地元産食材を利用したランチバイキングが楽しめるレストラン「チャイブ」、前日までの予約が必要ですが、生ラムジンギスカンと生ビールを楽しめる「ジンギスカンハウス」と用途に応じて食事できる施設があります。
花の香りや虫の羽音を感じて
園内を親子で散策
お腹がいっぱいになったら、園内を散策。英国庭園やフルーツ、野菜などテーマごとに15のチェックポイントが整備されていて、順番に巡るもよし、お気に入りの場所を見つけて長居するのもよし。豊富な種類の草花を楽しむことができます。
テラス隣にある室内庭園エリアでは、天候に関係なく花をめでることができます。風が無い室内は花の香りを感じるのにぴったり。子どもたちは種類ごとに異なる香りを感じ、「こっちの方が好き!」なんて言いながらはしゃいでいました。
幸せの鐘エリアに上ると、高台から園内を一望できるので、次はどこに行こうかと考えを巡らせます。
フレグランスガーデンエリアでは、香りにつられてモンシロチョウがたくさんやってきていたので、子どもたちは帽子を虫網代わりに走り回って、追いかけていました。
ウオーターガーデンエリアでは、水辺の植物が生い茂り、周りより涼しく感じます。子ども心をくすぐる飛び石もあるので挑戦してみてはどうでしょう。
ママへのお土産も忘れずに
森のなかに佇む「ポトリベーカリー」へ
たくさん遊んだら、ママへのお土産も忘れずに。我が家では朝食にパンを食べることが多いので、翌日用のパンを買って帰ると、とても喜ばれます。
今回立ち寄ったお店は、薪窯パン屋「POTORI BAKERY(ポトリベーカリー)」。現在は土曜日だけのオープン。営業時間も14時~17時のみと、タイミングが合わないとなかなか訪れることができません。営業時間内でもパンがなくなり次第、営業終了となるので、なるべく早めの時間に訪問するのがおすすめです。不定休で必ず土曜日にやっているわけではないので、訪問する際はホームページで確認を。
駐車場で車を降りて看板を確認。OPENの文字を見てほっとします。木々に囲まれた道を進み、緑のアーチを抜けると焦げ茶色のお店が姿を現します。牧歌的なBGMが聞こえてきて気分が高まります…!!
店内は木の質感が美しいアンティーク調のテーブルの上にパンが並べられています。ハーフサイズもあるので、いろんな種類を楽しみたい方にもおすすめです。同じ種類のパンでも薪窯で焼き上げるため、1つ1つ異なり違った表情を見せてくれます。
店先のテラスから見えるジャガイモ畑には白い花が咲いていてきれいでした。店主の関口さんはお客さんが来ないときはここでリコーダーを吹いているそうで、先ほど聞こえた音楽は関口さんの生演奏だったようです。
数種類、購入させてもらいましたが、中でもおすすめなのが「白樺」です。水を使わずに白樺の樹液を使用したパンで、小麦の香りと酵母のほのかな酸味を感じることができ、樹液の効果なのか、ハード系のパンなのにしっとりとした食感が特徴的でした。サンドイッチにもおすすめのようで、今回ハイジ牧場で作った生キャラメルとの相性が抜群でした! 店内で売られていた手作りジャムと合わせて食べてみたかったので、次回はジャムも購入したいと思います。クセがないので、塩気の強いベーコンなどにも合いそうです。
■ POTORI BAKERY(ポトリベーカリー)
【住 所】 北海道夕張郡長沼町東9線北2番地
【電話番号】 050-1420-9048
【営業時間】 14:00~17:00(パンがなくなったら終了)
【営業日】 土曜のみ(夏季・冬季休みあり)
【駐車場】 あり
【公式サイト】 http://www.potori-bakery.com/
最後に
いかがでしたか? 施設の体験メニューを利用することで、パパと子どもだけでもほぼ手ぶらで1日楽しい時間を過ごすことができます。太陽の下で思いきり遊ぶ子どもたちを見守り、時には手助けしたり共同作業をしたり。一緒に体験を楽しむことで、子どもとの絆をさらに深めるいい機会にもなりました。
この記事を読んでくださっているパパ、今週末の予定を立ててみるのはどうでしょう? ママはぜひ記事をパパにシェアして「行ってきたら?」と背中を押してあげてください。今回のようにパパと子ども2家族でのお出かけもおすすめですよ!
帰りの車内ではやりきった表情で、眠りについてしまった娘。充実した時間をたくさん楽しんでくれたということでいいかな?
今回出かけた長沼・由仁方面には紹介しきれていないスポットがたくさんあり、帰宅後も次回はどこに行こうか思いを巡らせています。またいつか機会があったら、別のスポットも紹介させていただこうと思います!
取材・文/川村裕(編集部) 構成/川村裕・津田祐慈(編集部) 取材協力/ゆにガーデン、ポトリベーカリー
施設情報
- 名称
- ゆにガーデン
- 所在地
- 北海道夕張郡由仁町伏見134-2
- 営業期間
- 4月~10月
- 営業時間
- 4月・5月・10月 10:00~16:00
6月~9月 10:00~17:00
※最終入園は、いずれも閉園の30分前となります。
- 定休日
- なし
- 料金
- 一般入園料金
・4月~9月17日
大人(中学生以上) 700円
小人(小学生) 無料
幼児 無料
・9月18日~クローズまで
大人(中学生以上) 850円
小人(小学生) 無料
幼児 無料
団体入園料金(10名以上)
・4月~9月17日 500円
・9月18日~クローズまで 700円
※小学生以下の子どもは無料
わんちゃん入園料金
・わんちゃん入園料 1頭 300円
(リード&マナーおむつ着用)
・わんわんカートレンタル利用 1台1頭 500円
(わんちゃん入園料込)
※台数に限りがあります(10kg未満)
・わんわんカートご持参の場合 1頭 300円
- 電話番号
- 0123-82-2001
- アクセス
- 【車】 札幌から約50分、新千歳空港から約35分
【バス】 夕鉄バス「夕張方面行」約60分、「由仁駅前」下車、タクシーで約5分
【JR】 千歳線「由仁行」乗換2回
(新千歳空港→南千歳→追分→由仁 約75分 新千歳空港から2回乗り換えで由仁駅へ 「由仁駅」下車、タクシーで約5分)
- 駐車場
- 無料(800台)
- その他
- ◆わんちゃんと来園される方◆
・狂犬病予防注射および5種以上の混合ワクチンの予防接種をしていないわんちゃんは入園できません。
・ご来園の際「わんちゃん同伴誓約書」の内容をご理解頂き、ご署名をお願いいたします。
◆ゆにガーデンからのお願い◆
・所定の場所以外での喫煙はご遠慮ください。
・飲食店施設へ飲食物の持ち込みはご遠慮願います。
・ゴミはお持ち帰りください。
・ゆにガーデン敷地内の植物を採ったり、動物をつかまえたりしないでください。
・ゆにガーデン内の撮影は自由ですが、個人的な営利目的等で販売する行為はお断りいたします。
- 設備・特徴
トイレあり
売店あり
ベビーカー入場可
おむつ替え台あり
自動販売機あり
食堂あり
休憩所あり
雨でもOK
分煙
キッズメニューあり
- 地図
この記事に関連するタグ
What’s New
- お出かけ
- ALL
Editor's pick up
Ranking
- すべて
- お出かけ