大自然で外遊び!子連れにおすすめの道南キャンプ場7選〜函館・渡島編〜

子連れにおすすめの道南キャンプ場7選〜函館・渡島編〜

今年こそ家族旅行の思い出を! と考えるファミリーも多いのではないでしょうか? 大自然を満喫するのに最適なファミリーキャンプ。今回特集するのは、太平洋、日本海、津軽海峡に囲まれ、丘陵や山にも恵まれた自然豊かな渡島エリアです。多彩な自然を初心者でも安心して楽しめるキャンプ場を7カ所紹介します。

グリーンピア大沼(森町)

広々としたスペースで快適な第1キャンプ場は初心者にオススメ(写真提供/グリーンピア大沼)

広々としたスペースで快適な第1キャンプ場は初心者にオススメ(写真提供/グリーンピア大沼)

多彩なアクティビティにかけ流しの露天風呂が魅力

439万平方メートルの広い敷地に屋内外のアクティビティが充実した総合リゾート施設のキャンプ場。駒ケ岳が一望できる第1キャンプ場は、屋外遊戯施設も近く、ホテル正面にあるため、ファミリーにとって便利で安心。木々に囲まれ、川遊びもできる自然豊かな第2キャンプ場には電源付きの区画も。2022年4月には、よりリーズナブルに利用できる第3キャンプ場も新たにオープン。食材と道具が用意された手ぶらBBQセットもキャンプ初心者にはおすすめです。

宿泊客は無料で何度でも併設の「温泉保養館ほっとぴあ」の温泉に入れるのもうれしいポイント。入浴用のベビーチェアやベビーソープの貸し出しもあります。遊び疲れた体は自慢の源泉かけ流し露天風呂で癒して。

子ども連れにおすすめのポイント

小さな子どもでも安心して遊べる「ふわふわ」(写真提供/グリーンピア大沼)

小さな子どもでも安心して遊べる「ふわふわ」(写真提供/グリーンピア大沼)

なんといっても大自然の中で楽しむ豊富なアクティビティ。大型エアー遊具が8機設置された「ふわふわぴあらんど」は小さな子どもに大人気です。新幹線型のバッテリーカーや、スポーツスライダー、変わり種の自転車を親子で楽しめるレンタルサイクルも。

料金はチケット制ですが、無料で楽しめるアクティビティも充実しています。ドーナツ型の巨大ジャングルジムのほか、総距離150m以上にも及ぶ本格的なアスレチックコースは大人が遊んでも大満足!

グリーンピア大沼

住所:北海道茅部郡森町赤井川229
電話:01374-5-2277
営業期間:4月下旬〜11月末
利用タイプ:宿泊、日帰り・デイキャンプ
近くの温泉:温泉保養館ほっとぴあ、駒ケ峯温泉ちゃっぷ林館
https://www.gp-onuma.com/

熊石青少年旅行村(八雲町)

芝生が広がり、点在する樹木が爽やかな木陰を作る場内(写真提供/八雲町熊石総合支所)

芝生が広がり、点在する樹木が爽やかな木陰を作る場内(写真提供/八雲町熊石総合支所)

宿泊施設&遊具が充実している自然豊かなキャンプ場

八雲町熊石地域にあるキャンプ場を中心とした自然体験型レジャー施設。国道沿いの海岸からも近く、夏は特ににぎわう人気スポットです。バンガローのほか、ツリーハウスやきのこログといった、個性的な宿泊施設が充実し、快適なアウトドアステイが楽しめます。

夜は星空を眺め、朝はせみ時雨が楽しめるのは、自然を生かしたキャンプ場ならでは。間伐材の薪割り体験コーナーがあり、自分で割った薪は無料で利用できます。家族でチャレンジして、夜にたき火を楽しんでみても♪

子ども連れにおすすめのポイント

遊具が充実している「子供の国」エリア(写真提供/八雲町熊石総合支所)

遊具が充実している「子供の国」エリア(写真提供/八雲町熊石総合支所)

「子供の国」エリアにはロングローラー滑り台やアスレチック遊具、バッテリーカー、ブランコなど遊具が充実。青少年旅行村に隣接している「ちゃぷちゃぷ公園」にも遊具があるほか、川辺では水遊びも楽しめます。

森林浴や散策を楽しめる「わんぱくの森」もおすすめ。もちろん、自然の中での昆虫採集、広い芝生の上で鬼ごっこなど遊び方は自由。普段できない体験を家族で楽しんで。

熊石青少年旅行村

住所:北海道二海郡八雲町熊石平町
電話:01398-2-3111(八雲町役場熊石総合支所産業課商工観光労働係)
営業期間:4月下旬~9月30日
利用タイプ:宿泊、日帰り・デイキャンプ
近くの温泉:ひらたない温泉あわびの湯
https://www.town.yakumo.lg.jp/map/kumaishi-travel.html

恵山海浜公園キャンプ場(函館市)

前面は海というロケーションの良さ。芝サイトが気持ち良い!

前面は海というロケーションの良さ。芝サイトが気持ち良い!(写真提供/恵山海浜公園キャンプ場)

広い芝生から眺める海と山の絶景が楽しめるキャンプ場

白波浮き立つ津軽海峡を目前に、活火山の霊峰・恵山を望むキャンプ場。ふかふかの芝生サイトから眺める絶好のロケーションを求め、道外からのリピーターも多く訪れます。道の駅「なとわ・えさん」併設の施設で、国道を挟んだ向かいにはコンビニもあるため利便性も抜群。

炊事場のほか、道の駅内には温水のコインシャワー(道の駅が定休日の月曜日は使用不可)、24時間利用可能なトイレも完備されています。受付時間が午前9時からなので、時間たっぷり楽しめデイキャンプも人気。芝生サイトの地続きには、多目的広場や遊戯広場が広がり、解放感あふれるキャンプ場です。

子ども連れにおすすめのポイント

トランポリンや積み木などの遊具が用意ある「わらしゃらんど」

トランポリンや積み木などの遊具がある「わらしゃらんど」(写真提供/恵山海浜公園キャンプ場)

道の駅内には、子ども向けの屋内スペース「わらしゃらんど」があり、雨天時でも体を動かして遊べます。設置されているトランポリンは床に埋め込み式で段差がないため、小さい子どもも転落の心配がありません。座ったり乗ったりできる大きな積み木もすべて柔らかい素材で安心です。

芝生の遊戯広場にはロープスライダーや滑り台もあり、屋外遊びも思う存分楽しめます。絶景を楽しみながら、広々とした芝生を思いっきり子どもと一緒に走り回ってみては。

恵山海浜公園キャンプ場

住所:北海道函館市日ノ浜町31-2
電話:0138-85-4010
営業期間:5月~9月
利用タイプ:宿泊、日帰り・デイキャンプ
近くの温泉:恵山福祉センター
http://www.natowaesan.com/index.html

噴火湾パノラマパーク オートリゾート八雲(八雲町)

丘陵地のランドスケープを生かしたサイトデザインが人気

丘陵地のランドスケープを生かしたサイトデザインが人気(写真提供/噴火湾パノラマパーク オートリゾート八雲)

噴火湾を一望できる、自然に囲まれたキャンプ場

噴火湾(内浦湾)を一望する小高い丘の上に広がるキャンプ場。晴れた日には対岸に白鳥大橋や羊蹄山が見え、夜明け前の海で漁をする漁火の幻想的な風景を眺めることもできます。ドーナツのような円型の炊事棟の中心にはキャンプファイヤーサークルも。

サイトの区画が広く、隣との距離を気にせずキャンプが楽しめます。フリーサイトのほかに、カーサイト、コテージもあり、デイキャンプでの利用も可。子どもの遊び場や自然がいっぱいで、ワクワクが詰まったキャンプ場です。

子ども連れにおすすめのポイント

子どもたちに人気の「フワフワドーム」(写真提供/噴火湾パノラマパーク オートリゾート八雲)

子どもたちに人気の「フワフワドーム」(写真提供/噴火湾パノラマパーク オートリゾート八雲)

キャンプ場がある噴火湾パノラマパークで注目したいのが、跳ぶ・転がる・滑る・登る・ぶら下がる大型遊具が約15種類そろった「まきばの冒険広場」。人気の「フワフワドーム」や「エンドレスターザンロープ」、「ボールネット」など、子どもだけでなく、大人も夢中になって遊べる遊具が多いと評判です。

そばには無料で使えるバーベキューコーナーも。キャンプ場内のツリーハウスや五右衛門風呂も子どもたちに大人気なので要チェック!

噴火湾パノラマパーク オートリゾート八雲

住所:北海道二海郡八雲町浜松368-1
電話:0120-415-992
営業期間:4月中旬~12月
利用タイプ:宿泊、日帰り・デイキャンプ
近くの温泉:温泉ホテル八雲 遊楽亭
http://panorama.town.yakumo.hokkaido.jp/

長万部公園キャンプ場(長万部町)

広々としたフリーサイトは開放感たっぷり

広々としたフリーサイトは開放感たっぷり(写真提供/長万部公園キャンプ場)

穏やかな自然の中で川遊びや森林浴が楽しめる

四季折々の彩を楽しめる総合公園内にあるキャンプ場。敷地内には小川「フラノベツ川」が流れ、水面にスイレンが浮かぶ池も。全長1183.5mの散策路「とみのの森」が公園向かいに整備されているほか、園内にも遊歩道が整備されています。運が良ければリスに出会えるかも。

フリーサイトはテントを約100張設営できるほど広々。フラノベツ川沿いのエリアにも設営できます。トイレ、流し台がついたバンガローもあり、テニスコートは無料で使用可能。子ども向けの遊具もあります。穏やかな自然の中で森林浴を満喫してみては。

子ども連れにおすすめのポイント

家族連れに人気があるフラノベツ川沿いのエリア

家族連れに人気があるフラノベツ川沿いのエリア(写真提供/長万部公園キャンプ場)

家族連れに人気なのが、川辺キャンプが楽しめるフラノベツ川沿いのエリア。木々が立ち並び小川近くまで芝生が張られた心地よいサイトです。設営したテントの真横で川遊びが楽しめるのも◎。川幅も広くなく、浅いため、小さな子どもでも安全。備え付けのベンチテーブルが利用できるのも便利です。

公園内の道路は川の流れに沿うように伸びているため、設営するテントの横に車を停めることもできます。網を使って、川の中の生き物を観察するのもおすすめ。親子で涼やかに夏の自然を楽しんで。

長万部公園キャンプ場

住所:北海道山越郡長万部町字富野243
電話:01377-2-5854(バンガローの予約は役場建設課建築公園係 01377-2-2456)
営業期間:4月下旬~10月31日
利用タイプ:宿泊、日帰り・デイキャンプ
近くの温泉:長万部温泉
https://www.town.oshamambe.lg.jp/soshiki/9/267.html

BEYOND VILLAGE(七飯町)

函館市内から40分の好立地! 大沼国定公園に隣接する小さなキャンプ場

函館市内から40分の好立地! 大沼国定公園に隣接する小さなキャンプ場(写真提供/BEYOND VILLAGE)

大沼の自然を満喫できる! 道南唯一の通年営業しているキャンプ場

2020年1月にオープンした、大沼国定公園エリアに位置する小さなキャンプ場。大沼や駒ヶ岳など道南を代表する風景が目の前に迫る場所でキャンプが楽しめます。キャンプサイトは、オート、キャンピングカー、コテージのほか、グランピングなど。

ファミリーで利用できるグランピングサイトでは、ベッドでしっかり安眠できるから赤ちゃん連れにもおすすめです。JR大沼公園駅から徒歩10分の距離なので、大沼名物の「大沼だんご」や、おしゃれなカフェ、パン屋さんに立ち寄ってみても♪

子ども連れにおすすめのポイント

手ぶらで楽しめる豪華なグランピングも楽しめる♪

手ぶらで楽しめる豪華なグランピングも楽しめる♪ ※内装はイメージです。(写真提供/BEYOND VILLAGE)

ビギナーや寝袋ではまだ寝られない赤ちゃん連れのファミリーにうれしいグランピング設備が充実。食事の提供はないですが、備え付けの食器類、バーベキューコンロもあるので好きな料理を作って食べましょう。暖房器具も備えているから、秋以降もキャンプが楽しめます。

大沼国定公園に隣接しているので、園内を散策したり、遊覧船で大沼・小沼を巡ったりも。近隣にはほかにも乗馬など自然体験が楽しめる施設が豊富にあります。

BEYOND VILLAGE(ビヤンドビレッジ)

住所:北海道亀田郡七飯町大沼町158
電話:0138-86-5895
営業期間:通年営業
利用タイプ:宿泊、日帰り・デイキャンプ
近くの温泉:駒ケ峯温泉 ちゃっぷ林館
http://beyondvillage.com/

白石公園はこだてオートキャンプ場(函館市)

設備の揃ったオートサイトは綺麗に整備されていて快適に過ごせる

設備の揃ったオートサイトは綺麗に整備されていて快適に過ごせる(撮影/北海道新聞写真記者 中本翔)

函館市街からアクセス最高!漁火を眺望できるキャンプ場

110サイト、計450人収容可能という高規格なオートキャンプ場。津軽海峡を望む丘の上に広がり、夏から秋にかけては、漁火を眺めることも。木々に囲まれるカーサイトや林間部もあるフリーサイトがあり、緑の中でのキャンプが楽しめます。電源や流し台を完備しているカーサイトもあるので、小さな子ども連れで片時もサイトを離れられないファミリーには大助かり。

センターハウスは24時間体制で管理され、道具を持っていなくても楽しめる「手ぶらパック」もレンタル可能なので、キャンプ初心者にも安心です。函館市街から30分と近いので、観光拠点として利用しても。

子ども連れにおすすめのポイント

アスレチック遊具や広場、場内を流れる小川など遊びもいっぱい

アスレチック遊具や広場、場内を流れる小川など遊びもいっぱい(写真提供/白石公園はこだてオートキャンプ場)

遊戯広場にはコンビネーション遊具やブランコがあり、子どもたちの人気スポット。季節ごとに、縁日やイベントなども開催しています。

サニタリーには24時間対応のコインランドリーがあり、乾燥機やシャワールームも完備。たくさん遊んで服が汚れたら、テントを片付けている間に洗濯完了なんてことも。花火は手持ち限定で指定場所にて。パークゴルフ場も併設されています。

白石公園はこだてオートキャンプ場

住所:北海道函館市白石町208番地
電話:0138-58-4880
営業期間:4月下旬~10月末
利用タイプ:宿泊、日帰り・デイキャンプ
近くの温泉:湯元漁火館、大盛湯
https://shiroishi-park.hakodate.jp/

夏は、子どもが自然と触れ合う絶好のチャンス。仕事や家事で溜まった疲れも自然の息吹に癒されるはずです。キャンプ場を拠点として、バリエーションに富んだ自然を満喫できる渡島エリアを周遊するのもおすすめですよ。

文/mamatalk編集部


※この記事は2022年6月15日時点での情報です。お出かけ前に各キャンプ場の公式サイト等で最新の公式情報を必ずご確認ください。

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