昔ながらの喫茶店らしいフルーツパフェが人気 北見の「cafe period」

フルーツパフェ

リンゴの飾り切りや、ピンク、黄とカラフルな香川県の伝統菓子「おいり」が目を引く。このほかキウイ、バナナなどが載る「フルーツパフェ」(880円)が「昔ながらの喫茶店らしい」と評判だ。

「最近はパフェを出す喫茶店が少ないとよく言われる。こんなに人気なのは想定外」と店主の谷口隆さん(73)。店は2021年4月にオープン。それまで北見市内で幼稚園や保育園向けの書籍や保育用品を扱う卸業を営んでいたが、「人生の最後にやりたいことを」との願いを店名(ピリオド)に込めた。

卸業を始める前の約30年前にも喫茶店を開いていた。人気メニューだった、和風だしのスープが決め手の「納豆スパゲッティ」(880円)、純ココアの粉から練り上げるココア(600円)は今も提供している。

店内には「子連れでも、他のお客さんを気にせず過ごしてもらえるように」キッズスペースを完備。通常の席との間に扉もあり、気兼ねなく利用できる。谷口さんは「コーヒーを飲みながら、いろいろな人がゆっくり過ごせる店にしたい」と話す。

北見市清月町88。午前11時~午後10時(当面は午後8時まで)。火曜定休。(電)090・7656・1847(沼田麻緒)

(2022年6月4日 北海道新聞朝刊掲載記事)

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