子どもと行きたい!春のお花スポット5選〜札幌エリア編〜

国営滝野すずらん丘陵公園

ぽかぽか陽気に誘われて、お出かけしたくなる春がやってきました。親子で花畑へ出かけて、お散歩や外遊びを楽しみませんか? 札幌を中心に、大型遊具や手づくり体験などアクティビティが満載のお花スポットを紹介します。

※開花時期は、気候により変動します。開花状況は各スポットへお問合わせください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、施設の営業時間、内容の変更や休業になっている場合があります。お出かけ前に最新の公式情報をご確認ください。

百合が原公園(札幌市北区)

芝生広場の一角、サイロの下にある長さ約80m、幅約15mのエリアが「ムスカリの道」(百合が原公園提供)

芝生広場の一角、サイロの下にある長さ約80m、幅約15mのエリアが「ムスカリの道」(百合が原公園提供)

リリートレインに乗ってお花見を楽しもう

広大な花畑と温室があり、1年を通して植物とふれ合うことができる憩いのスポット。春のサクラやウメに始まり、花色や花形が多彩なチューリップ、夏には約100種類、2万株のユリが咲き誇ります。

ムスカリ、チューリップが見ごろの5月上旬~中旬は、春の人気スポット「ムスカリの道」で、花の中を歩く気分を楽しめます。青紫色のムスカリのカーペットの中に、チューリップの花が浮かび上がる様子は必見です。

公園内をぐるっと巡る列車「リリートレイン」

公園内をぐるっと巡る列車「リリートレイン」。園内の約1.2kmを12分かけてのんびりと巡る(百合が原公園提供)

公園内1.2kmを走るリリートレインに乗って、風を感じながら車窓に季節の花を眺めるのも爽快。沿線では春のムスカリ、初夏のシャクヤク、ユリ、夏から秋のダリアの他、さまざまな花が鑑賞できます。

《 リリートレイン 》
運行期間:2022年4月23日(土)〜10月30日(日)
運行時間:10:00~15:30または15:40(20分間隔または30分間隔で運行)
運行日 :4~9月/毎日運行、10月/土曜・日曜・祝日のみ運行
乗車料金:小学生以上 1回 360円
※詳細は百合が原公園管理事務所☎︎011-772-4722へ

遊具広場の鉄製複合遊具(百合が原公園提供)

遊具広場の鉄製複合遊具(百合が原公園提供)

「遊具広場」には、大型複合遊具やターザンロープ、スカイネットのほか、汽車の遊具やスプリング遊具、健康遊具などがあり、子どもたちに大人気。また、駆け回ったり、お弁当を広げたり、日光浴をしたりと、それぞれにくつろげる「芝生広場」では、5月ごろにサクラが咲き、子どもと一緒に遊びながらお花見が楽しめます。

それゆけ!GO!GO!SLコンビネーション(百合が原公園提供)

それゆけ!GO!GO!SLコンビネーション(百合が原公園提供)

百合が原公園

所在地 :札幌市北区百合が原公園210
営業時間:常時開放
定休日 :無休
利用料金:入園料無料(緑のセンター温室、世界の庭園:高校生以上130円)
駐車場 :あり(無料)
授乳スペース:あり
おむつ交換台:あり
電話番号:011-772-4722
公式サイト:https://yuri-park.jp/

えこりん村 銀河庭園&みどりの牧場(恵庭市)

銀河庭園全体では約5万球のスイセンが出迎えてくれる

銀河庭園全体では約5万球のスイセンが出迎えてくれる(えこりん村提供)

アルパカやラマにも会える!

のどかな風景に、ガーデンや牧場が融合するえこりん村。広大な敷地にいくつものテーマガーデンが連なる銀河庭園では、スイセンや宿根草の青い花、種類豊富なバラなどが次々に開花します。

中でも、北海道に春を告げる黄色い花、スイセンが階段状のパノラマで見られる3万球の「銀河スイセンの丘」がイチ押し。全10種類のスイセンを見上げるもよし、見下ろすもよし、の風景は必見です。見ごろは5月上旬。

銀河庭園のシベリアアヤメ

銀河庭園のシベリアアヤメ(えこりん村提供)

6月中旬〜6月下旬にかけては、宿根草を中心に青い花が最盛期を迎えます。北海道は光線の加減でブルーの発色が特に良いといわれているので、シベリアアヤメやゲラニウムなど、ブルーのグラデーションの美しさに驚くこと間違いなしです。

アルパカ

アルパカやラマ、ミニチュアホースの放牧風景を眺めるのも◎(えこりん村提供)

「みどりの牧場」では、アルパカやミニチュアホース、ラマ、ミニチュアロバに会えるほか、牧羊犬が羊の群れを追う光景も見どころ。

えこりん村

かわいくて食べるのがもったいない!? 名物の「アルパカソフト」(えこりん村提供)

また、銀河庭園入口にある「銀河カフェ」で販売されているアルパカソフトも外せません。たっぷり楽しんだ後のソフトクリームは格別の美味しさです。

初めての人でも簡単に30分ぐらいで、かわいい作品を作ることができる「羊毛クラフト体験」も親子の思い出作りに人気です。

《 春のクラフト体験 》
期間:2022年4月23日(土)〜5月29日(日)の土・日・祝日のみ
時間:10:00~16:00(16:00が最終受付)
場所:多目的スペース(ウェルカムセンター)
※混雑の場合は整理券を配布。

えこりん村 銀河庭園&みどりの牧場

所在地 :恵庭市牧場277-4
営業期間:4月23日(土)~10月31日(月)
営業時間:9:30~17:00(10月は16:00まで)
定休日 :期間中無休(※荒天時や雷注意報発令時は臨時休園の場合有)
利用料金:入園料 大人1,200円、中学生以下600円(※大人1名につき中学生以下5名まで無料)
駐車場 :あり(無料)
授乳スペース:なし
おむつ交換台:あり
電話番号:0123-34-7800
公式サイト:http://www.ecorinvillage.com/

国営滝野すずらん丘陵公園(札幌市南区)

一面に咲き誇るチューリップ畑は圧巻!

一面に咲き誇るチューリップ畑は圧巻!(国営滝野すずらん丘陵公園提供)

花畑もアクティビティもダイナミック!

約400ヘクタールの広大な敷地でさまざまなアクティビティが楽しめる公園。「カントリーガーデン」では、春のチューリップから、夏のひまわり、秋のコスモス、コキアまで四季折々の花がボリュームたっぷりに咲き誇ります。さらに園内を散策すれば、大自然に咲く可憐な山野草との出会いも。

「滝野の青い夏」を彩るネペタ

「滝野の青い夏」を彩るネペタ(国営滝野すずらん丘陵公園提供)

6月中旬から8月下旬まで、園内に次々と青い花が咲き続けます。6月中旬から下旬にかけては、青い大きなボール状の花が印象的なアリウム、6月下旬には「ヒマラヤの青いケシ」とも呼ばれるメコノプシスが。

四季折々の花が楽しめる「カントリーガーデン」では6月下旬から7月下旬にかけて、ネペタが咲き誇り、なだらかな丘にさわやかな青色が映えます。8月にはブルーサルビアとヒマワリのコントラストが見事。どの時期に行っても、見ごたえたっぷりです。

芝生広場ローンスタジアムで遊べる「ビックリボール」。貸し出し無料でうれしい(国営滝野すずらん丘陵公園提供)

芝生広場ローンスタジアムで遊べる「ビックリボール」。貸し出し無料でうれしい(国営滝野すずらん丘陵公園提供)

また、自然とふれ合いながら、思いきり体を使って遊べる「こどもの谷」も外せないエリア。地上18メートルの「あり塚の塔」や、地下に広がる迷路のような「ありの巣トンネル」など、大地が持つおおらかでダイナミックな遊具や、不可思議な造形と生き物の巣が持つおもしろさをモチーフにした遊具がたくさんあります。

緑の草原に突如現れた、巨大な卵をイメージした「フワフワエッグ」(国営滝野すずらん丘陵公園提供)

緑の草原に突如現れた、巨大な卵をイメージした「フワフワエッグ」(国営滝野すずらん丘陵公園提供)

特に、空気で膨らんだ膜の上で飛んだり跳ねたりして楽しめる「フワフワエッグ」や、緩い傾斜の上から直径1.2メートルの赤いビックリボールを転がす遊びは、小学生以下の子どもたちに大人気! 色とりどりの花景色とアクティビティをとことん満喫でき、子どもも大人も大満足のスポットです。

国営滝野すずらん丘陵公園

所在地 :札幌市南区滝野247番地

営業期間:4月20日(水)~11月10日(木)
営業時間:9:00~17:00(6~8月は18:00まで)
定休日 :期間中無休
利用料金:入園料 大人450円、15歳未満無料
駐車場 :あり(1台420円)
授乳スペース:あり
おむつ交換台:あり
電話番号:011-592-3333(滝野公園案内所)
公式サイト:https://www.takinopark.com/

サッポロさとらんど(札幌市東区)

澄んだブルーの花が愛らしいネモフィラ畑

澄んだブルーの花が愛らしいネモフィラ畑(サッポロさとらんど提供)

親子の楽しい思い出づくりにおすすめ!

農業や酪農を身近に感じられるアクティビティが充実したテーマパーク。広大な敷地内には、いたるところに花や木が植えられています。サクラよりも早く開花し、ひと足早く春を告げるヒメコブシに始まり、初夏に咲くネモフィラのほか、宿根草ガーデンやハーブガーデンなど、秋まで花めぐりができそうです。

春を告げてくれるヒメコブシ

春を告げてくれるヒメコブシ(サッポロさとらんど提供)

花見以外のお楽しみもいっぱいで、バターやアイスクリーム、ソーセージなどの手づくり体験や、動物への餌やり、収穫体験などができ、思い出に残る楽しい時間を親子で一緒に過ごせます。

子どもたちに大人気の「アイスクリームづくり体験」(サッポロさとらんど提供)

子どもたちに大人気の「アイスクリームづくり体験」(サッポロさとらんど提供)

その他にも、レンタサイクルや、ユニークな形の楽しい自転車がたくさん揃う「おもしろ自転車」、大きな木製遊具、ふわふわ遊具などで遊んだり、広い芝生で走ったりボール遊びをしたりと、一日を通してさまざまな体験ができるので、子どもも大人も大満足!

蒸気機関車を模した園内の周遊バス。左が「ポテト号」、右が新登場の「オニオン号」(サッポロさとらんど提供)

蒸気機関車を模した園内の周遊バス。左が「ポテト号」、右が新登場の「オニオン号」(サッポロさとらんど提供)

園内の移動には「SLバス」がおすすめ。広い園内の施設をラクに周ることができるので、子ども連れにも人気です。今年から登場する「オニオン号」は、クリーム色とえんじ色の車体で、札幌市東区特産のタマネギ「札幌黄」をイメージ。1周約4キロのルートを汽笛の音を出しながら周遊します。

《 SLバス 》
期間:2022年4月29日~11月3日(毎日運行)
時間:10:00~11:30、13:00~16:00
   平日(1台運行)30分間隔
   土・日・祝(2台運行)15分間隔
   さとらんどセンター前発
時間:約25分
料金(1周):大人300円、子ども150円(未就学児は無料)

サッポロさとらんど

所在地 :札幌市東区丘珠町584-2
営業時間:9:00~18:00(10月1日~4月28日は17:00まで)
定休日 :無休(冬期は月曜定休 ※月曜が祝日の場合は翌日)
利用料金:入園料無料 ※体験メニューは別途有料
駐車場 :あり(無料)
授乳スペース:あり
おむつ交換台:あり
電話番号:011-787-0223
公式サイト:http://www.satoland.com/

平岡公園(札幌市清田区)

紅梅の開花直後は、濃い紅色と白梅の白とのコントラストが印象的

紅梅の開花直後は、濃い紅色と白梅の白とのコントラストが印象的(平岡公園提供)

遊具も楽しい! 札幌随一のウメの名所

総面積約70ヘクタールの総合公園内には1,200本ものウメの木があり、例年5月上旬から見ごろを迎えます。白梅の開花に続き、紅梅が開花。梅の香りに包まれる園内で、のんびりと散歩が楽しめます。

雪融け水の湿地から咲くミズバショウ

雪融け水の湿地から咲くミズバショウ(平岡公園提供)

公園内には豊かな自然が残されていて、湿地エリアではミズバショウやエゾノリュウキンカなどの湿生植物を観察できます。

高さ約10mのネットクライミングは大人もチャレンジしてみたい

高さ約10mのネットクライミングは大人もチャレンジしてみたい(平岡公園提供)

札幌随一のウメの名所として知られる平岡公園ですが、子どもたちが遊べる広場も見逃せません。遊具広場のシンボルともいえるのが、ネットクライミング。高さが約10メートルもあり、大人でも上まで登るのには勇気がいりそう。親子でスリルを味わいながら遊べる遊具です。

ライオンの口の中からスタートするすべり台。登り方もいろいろ

ライオンの口の中からスタートするすべり台。登り方もいろいろ(平岡公園提供)

遊具広場には1歳から3歳までの子どもが遊べるコーナーも。ライオンをモチーフにしたすべり台やブランコ、ネットなど小さな子どもも安心して楽しむことができる遊具が充実。芝生広場もありのびのびと遊ぶことができます。ウメの花だけでなく、昆虫やカエルなど、生きものたちを発見する楽しさも味わえそう。ウメの時期が終わってからも、遊具にお散歩に昆虫観察にと、何度も通いたくなる公園です。

平岡公園

所在地 :札幌市清田区平岡公園1-1
営業時間:常時開放
定休日 :無休
利用料金:入園料無料
駐車場 :あり(無料)
授乳スペース:あり
おむつ交換台:あり
電話番号:011-881-7924
公式サイト:https://hiraoka-park.jp/


気になるお花スポットはありましたか? それぞれ子どもが大好きな遊び場があったり、手づくり体験ができたりと、個性があって、楽しそうなスポットばかりですよね。ぜひお子さんと楽しんでください。

※2022年4月20日時点での情報です。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、施設の営業時間、内容の変更や休業になっている場合があります。お出かけ前に最新の公式情報をご確認ください。

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