自販機で子育て応援 おむつやミルク 道南初、乙部の道の駅
【乙部】おむつや液体ミルクを扱う「子育て応援自動販売機」が9日、町内元和の道の駅「ルート229元和台」に道南で初めて設置された。道内での同様の自販機の設置は、5月に開業した宗谷管内浜頓別町の道の駅「北オホーツクはまとんべつ」に次いで2例目となる。
町と開発局、北海道コカ・コーラボトリングが共同で設置。ベビーコーナーの設置やおむつのばら売りなど、開発局が道内の道の駅で進める子育て支援の一環で、同社が自動販売機を無償提供した。
同自販機は24時間利用でき、おむつ5枚入りを200円、240ミリリットル入りの液体ミルクを250円、お尻ふきを200円でそれぞれ販売する。液体ミルクはそのまま哺乳瓶に移すだけで授乳できるもので、おむつはS、M、Lの各サイズを用意した。自販機の運用費は、道の駅に設置しているカップ式自販機の売り上げの一部を充てる。
この日は除幕式が行われ、寺島努町長と函館開発建設部の樺沢孝人部長、北海道コカ・コーラボトリング道南営業部の高桑真吾部長が出席。寺島町長は「近くに海水浴場があり、家族連れへの利便性や魅力の向上につながる」と期待している。(西出真一朗)
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