• 2018/08/05

    道内ファミレス、勢力争い激化 全国チェーン出店加速 商業施設もフードコート拡大

     道内のファミリーレストランの業界地図が大きく変容し始めている。ステーキや回転ずしの全国チェーンが家族向けを意識した出店を加速しているほか、大型商業施設もフードコートを拡大し、外食市場を侵食する。9月には西日本地盤のファミレスチェーン「ジョイフル」(大分)の道内1号店もオープンする予定で、限られたパイの争奪戦は一段と激化している。

     ステーキ専門店「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービス(東京)は、幹線道路に面したロードサイド型の店舗を地方都市に急ピッチで出店している。5月の函館、苫小牧、7月の釧路に続き、今月10日には帯広市郊外にも開店する予定だ。

     2016年の道内進出以降、札幌市内のオフィス街や大型商業施設内に店舗を増やしてきたが、出店場所の幅を広げ、新規顧客を開拓する戦略。同社は「家族連れやシニアに顧客層を広げたい」と話す。

     回転ずしチェーン店も麺類やスイーツなど多彩なメニューをそろえてファミレス化し、道内で拠点を拡大。外食最大手ゼンショーホールディングス(東京)の「はま寿司」は12年の道内進出以降、21店舗まで拡大し、今期も複数出店を予定する。「スシロー」を道内で10店舗展開するスシローグローバルホールディングス(大阪府吹田市)も「北海道には、なお出店余地がある」とし、積極出店を続ける構えだ。

     一方、セブン&アイ・ホールディングス(東京)が7月にリニューアルオープンした札幌市東区の大型商業施設「アリオ札幌」はフードコートに道内初出店の店舗を入れ、席数も100席増やした。「モノを買うだけでなく、貴重な時間を消費してもらえる場所にしたい」(阿部正幸支配人)とファミレス市場の侵食を伺う。

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