• 2020/07/10

    手作り雑貨、交流の輪 栗山「クリエイターズマーケット」4年目

     【栗山】町が運営する常設の手作り雑貨展「くりやまクリエイターズマーケット」(中央3)が間もなく4年目に入る。日替わりで店番をする作家同士の交流から新たなコラボレーション作品が誕生したり、栗山町にちなんだ新作が生まれたりするなど魅力を増している。(土屋孝浩)

    マチにちなむ新作、作家コラボも

     マーケットは2017年9月に開設。今年は、新型コロナウイルスの影響で、リニューアル・オープンが4月下旬から6月1日にずれ込んだが、札幌、苫小牧、恵庭、岩見沢などから新規6組を含め計28作家が参加。約400平方メートルのスペースに陶器、動物イラスト、革小物、せっけん彫刻、ガラス製品、アクセサリー、編み物などが並ぶ。

     コラボ作品は例えばアクセサリー作家「甘味処(かんみどころ)」さんと、動物イラストレーターかきはらひとみさんによるアクセサリー「みたらしにゃんこ」。粘土で作った3匹のネコの顔を団子のようにつまようじに刺した作品で、かきはらさんがオリジナルのぎょろ目を描いて新バージョンが生まれた。

    アクセサリー「みたらしにゃんこ」の定番(右)とコラボバージョン(左)

     2人組のフォトアーティスト「海蒼(しーそー) 絵葉書館(えはがきかん)」さんは、町が所有する3Dプリンターやレーザーカッター、レーザープリンターを使って、透明アクリル板のジグソーパズルを創作した。難解さを売りにしている。作家らが特需を狙った手作りマスク売り場も新設された。サイズ、デザインが豊富で、選ぶ楽しみがある。

     出展条件は、栗山町にちなんだ作品を1点以上出品し、かつ月2回店番ができること。作家としては、出展・手数料なしで、常設で作品を販売できる上、来店者やほかの作家と交流できるなどの利点がある。

     担当の小野寺さゆり若者定住推進課長は「遠方からの問い合わせやメディアの報道もあり、『くりエイトするまち栗山町』をアピールできている手応えはある」という。

     マーケットの年間売り上げの推移は、2017年度(営業101日)30万円、18年度(同276日)108万円、19年度(同291日)103万円。


     同マーケットは12日と26日、いずれも午前11時~午後3時に、オリジナル・リース(紙飾り)を作る子供向けワークショップを開く。1時間ごとに定員5人。参加料500円。問い合わせは町若者定住推進課☎︎0123-73-7521へ。


    トップ写真説明/栗山町にちなんだ新作やコラボ作品を手にする出展作家ら