• 2018/05/19

    運動会 あれれ!?「午前のみ」 札幌の小学校 英語授業を確保 弁当準備の負担減

     札幌市内の小学校で、運動会を午前中のみで終える学校が増えている。2020年度からの次期学習指導要領に伴う英語教育の本格導入を前に、運動会の競技種目の廃止などで事前の練習時間を減らし、英語の授業時間の確保に備える苦肉の策だ。昼食の弁当を作る保護者の負担を減らす目的もあるという。家族で弁当を囲む運動会の風景が様変わりしつつある。

     市内の小学校約200校で今年の運動会は19日を皮切りに始まり、26日がピーク。北海道新聞の取材によると、豊平区では分校を除く21校のうち、過半数の12校が午前中に開催。中央区(16校)でも半数近い7校が同様だった。両区内で計12校が今年から午前中開催に踏み切った。東区や北区、手稲区でも増えている。

     学校側が午前中開催に切り替えている最大の理由は、英語の授業時間の確保だ。次期学習指導要領では20年度以降の外国語活動(英語)について、3、4年生は新たに年35コマ(1コマ45分)、5、6年生はこれまでの倍の年70コマにするよう求められている。

     これまで運動会前は各校とも授業時間を練習時間に充てるのが通例。各校は英語の授業時間を捻出するため、運動会の借り物競走や大玉転がし、ダンスなどの競技を廃止または時間を短縮し、浮いた練習時間を充てるところが多い。

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