• 2020/02/25

    道内全小中に休校要請へ 知事、感染者の有無問わず 新型肺炎

     鈴木直道知事は25日、北海道感染症危機管理対策本部会議で、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、児童生徒や教職員に感染者が出たかどうかにかかわらず、全道の学校に一律、休校を要請する考えを表明した。これを受け道教委は26日、道内の全小中学校を27日以降の一定期間、臨時休校とするよう設置者の各市町村教委に要請する。

     高校生は小中学生に比べて予防策を徹底できるとみて高校への休校要請は見送る。小中学校の休校は各市町村教委が判断する。知事は別途、各市町村長に休校への協力を求める見通し。

     一方、札幌市教委は25日、児童生徒や常勤教職員が感染した市立の小中高校は原則14日間、臨時休校すると決めた。休校中は毎日、体温や風邪の症状がないか記録するよう求め、登校再開前の確認で体調不良を訴えた児童生徒には登校を控えるよう指導する。市立幼稚園も同じ対応を取る。

     同市教委には、子どもが休めば仕事に影響が出る保護者もいるため、感染者の出ていない学校まで休校とするのは現実的ではないとの見方もあり、全校休校に関しては対応を慎重に検討するとみられる。

     また道教委と札幌市教委は25日、卒業式で感染が広がるのを防ぐため在校生や保護者の出席を抑制するよう各学校に通知した。卒業証書は児童生徒ごとではなく、代表者に渡すなど時間短縮も求めた。(松本創一、水野富仁)

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