• 2020/02/25

    新型肺炎、電話相談パンク状態 札幌で相次ぎ感染確認 市「無症状の人、一般窓口を」

     札幌市在住者の新型コロナウイルス感染が相次いでいることで、市保健所の電話相談窓口がパンク状態になっている。発熱やせきなどの症状がある人向けの専用窓口の相談件数の6割は、症状がない人からの相談で、市は「無症状の人向けの窓口を利用してほしい」としている。

     市は、発熱やせきなどの症状がある人には、体調不良の際に119番するかどうか迷った時に相談する常設の「救急安心センターさっぽろ(☎︎011-272-7119#7119)」の利用を呼び掛けている。これとは別に市は14日、症状がなくても、感染していないか不安に感じたり、新型肺炎に関する心配があったりする人向けの専用窓口「新型コロナウイルス一般電話相談窓口(☎︎011-632-4567)」を開設した。

     市保健所によると、救急安心センターさっぽろには、7~23日までに、新型コロナウイルスに関する相談が計1402件寄せられた。このうち6割の900件は発熱や呼吸器症状がない人の相談だったという。23日は、新型コロナウイルスに関する相談が196件で、このうち7割に当たる137件が症状のない人からの相談だった。

     市保健福祉局の矢野公一医務監は「症状がある人は救急安心センターさっぽろを、症状がない人は一般電話相談窓口と使い分けないと、重症の人の相談が受けにくくなる」と話している。(中村征太郎、袖山香織)

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