• 2020/01/14

    <コミュニケーション力、子どものうちに> 札幌のママトーク vol.41

     インターネットの世界が生活の一部になってから、コミュニケーションの取り方に大きな変化がありました。直接会わなくても、友人の居場所や今何をしているかなど、リアルタイムに知ることができる時代となり、コミュニケーションの幅も広がりました。

     一方、顔を合わせなくても会話が成立する気軽さゆえに、問題点も浮き彫りになっています。最近も、友だちが来ても個々にゲームを楽しんでいるだけ、同じ部屋でスマートフォンのツールで会話している、そんな現実を聞きました。

     その状況でも会話は成立しているかもしれませんが、将来に危機感を抱きます。経営者や人事担当者と話す機会が多いのですが、会社で必要とされるスキルの筆頭は対人コミュニケーションです。相手の意見を尊重しながら周りとの調和を意識し、意見交換ができ、多様な考えを持つ人です。

     そうなるためには相手の言い分をしっかり聞く傾聴力や、相手の表情から感情を読み取る推察力も必要となります。これは大人になって急に身につくものではなく、子どもの頃から蓄積されるもの。相手と直接触れ合ったり、言葉のキャッチボールを繰り返すことで自然と身についていきます。

     第一歩として、私たち親がその姿を子どもに見せましょう。なぜそう思うのか、子どもの話をじっくり聞きましょう。その上で意見を述べると素直に聞いてくれる傾向があります。聞いてもらえた満足感が得られれば、友だちにフィードバックするようになります。

    (マミープロ代表取締役 阿部夕子)


    ◎ 札幌のママトークとは ◎
    札幌市内で発行しているどうしん生活情報版「さっぽろ10区(トーク)」で、月に1回連載中のママナビ 阿部夕子さんのコラム。
    ご自身の経験や経営者としての視点から、ママ達に子育てや復職に関するアドバイスやメッセージを発信中です。