• 2019/10/21

    旅の宿 遊び心 サケ、クマ、バーガー 個性で稼働率UP

     道内のホテルで、テーマのある客室「コンセプトルーム」が広がりつつある。客室そのものを旅の思い出にしてもらい、差別化を図る狙いで、札幌やリゾート地ではハンバーガーやサケをイメージした部屋が登場。写真映えするため、宿泊客による「インスタグラム」などソーシャルネットワーキングサービス(SNS)での発信にも期待する。

     テーブルはハンバーガー、ベッドにはフライドポテト―。札幌市中央区に8月、オープンした「レンブラントスタイル札幌」(南7西5)の一室だ。約30平方メートルにトマト型クッションやハンバーガーをあしらったティッシュケース、ペン立ても並ぶ。

     運営するレンブラントホールディングス(神奈川県厚木市)は、ハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」を道外で展開している。1泊1人1万2500円~2万4千円と一般の部屋の2~3倍するが、国内外から予約が相次ぐ。

    サケが描かれたソファやカーテンなど、サケづくしの「鮭ルーム」=星野リゾートトマム

     
     上川管内占冠村の星野リゾートトマムは17年9月から、サケを模したクッションやサケ柄カーテンなどを備えたスイートルーム「鮭(しゃけ)ルーム」を設置。ジェットバスにはイクラを模した直径5.5センチのオレンジ色のボールも用意するこだわりようだ。

    「鮭ルーム」の風呂。イクラを模したボールが用意されている

     
     9~10月は鮭ルームでの宿泊と合わせ、サケのディナー・朝食などが付いた特別プラン「鮭旅(しゃけたび)」を提供。1泊1人4万2500円からと高価ながら「札幌や首都圏の女性客を中心に、予約は満室」(広報)。部屋の様子は、インスタグラムやツイッターなどSNSで積極的に発信されている。

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