• 2019/10/05

    ナウマンゾウ化石全47点を展示 忠類の記念館

     【幕別】旧忠類村(現・十勝管内幕別町忠類)で発掘されたナウマンゾウの化石の一般公開が5日、町内の忠類ナウマン象記念館で始まった。発見されてから50年たつのを記念した展示で、47点すべての化石を地元で紹介するのは初めて。

     化石は1969年、農道改修の際に見つかり、翌年にかけて行われた調査で、全身の骨の8割に当たる47点の化石が発掘された。北海道博物館(札幌)で保管しており、50年の節目に合わせ、町や町教委が発掘の地元で展示することを企画した。

     化石は、全身の姿が分かる常設展示の骨格標本の前に並べられ、長さ2.1メートルの牙や、最初に見つかった歯の化石もあり、初日から家族連れなどが熱心に見入った。発掘当時を知る千葉勝善さん(81)=同町忠類=は「地元で本物が見られ、長生きしてよかった」と喜んだ。帯広市の会社員小山内翔吾さん(34)は「十勝から出た貴重な化石に感動した」と話した。

     11月4日まで。10月27日と11月2日には、専門家の記念講演がある。(大能伸悟)