• 2019/10/04

    けんぶち絵本の里大賞にヨシタケさん 少年の悩みユーモラスに

     【剣淵】1日に発表された第29回けんぶち絵本の里大賞(実行委主催)で、神奈川県の絵本作家ヨシタケシンスケさん(46)の作品が大賞と次点「びばからす賞」に選ばれた。タイプが異なる2作品での受賞。ヨシタケさんは「普遍性のある作品作りを目指している。多くの人に支持され、自信につながるし、救われる思い」と喜んでいる。

    第29回けんぶち絵本の里大賞の入賞作品を手にする実行委員長の早坂純夫町長

     大賞の「おしっこちょっぴりもれたろう」は、身近な話題をユーモラスに描いた。おしっこの際に、少しだけパンツに染みを作ってしまう男の子が主人公。失敗の度に母親に怒られて悩む。同じ悩みを抱える人を探して聞き回り、他人もさまざまな悩みを持っていることに気付く内容だ。

     主人公はヨシタケさんの次男がモデルという。次男が3歳ごろ、トイレに失敗した時の妻とのやりとりを見た経験から、「大人と子どもの分かりあえない感じがおもしろい」と発想。「子どもが喜ぶタイトルや中身だが、大人からも選んでもらえてうれしい」と話す。

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