• 2019/09/06

    胆振東部地震1年 突然の災害、家庭での備えは

     最大震度7を観測した胆振東部地震は揺れに加え、想定していなかった全域停電(ブラックアウト)が住民生活に大きな影響を与えた。いつ起きるか分からない災害に、どう備えればいいのか。地震の教訓を生かしている札幌市内の家庭を訪ねた。

    震度5強 札幌・手稲区の河野さん 空ペットボトル保管/ドア開放し避難路確保

     震度5強だった札幌市手稲区前田。9階建てマンションの8階に住む河野(こうの)正恵さん(47)は胆振東部地震の後、空の2リットルのペットボトルをストックしている。地震で断水し、エレベーターも停止した状況下で、水を運ぶのに苦労した経験からだ。

     昨年9月6日。自宅に大きな被害はなかったが、停電で水を吸い上げるポンプが止まり断水。エレベーターも止まった。ガス関連の仕事をしている夫の通船(みちふね)さん(43)は地震対応のため、すぐ職場に向かった。正恵さんは2人の子どもと電気と水の復旧を待った。

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