• シマウマとハーフ しましま子馬 新冠の牧場で誕生

    シマウマの雄を交配して生まれた雌の子馬(手前)。奥は母親のアパルーサ

    【新冠】馬産地・新冠の牧場スターファームで、シマウマと一般の馬を交配させた子馬が誕生し、2頭がすくすくと育っている。しま模様が生後約1カ月の小さな体にうっすらと見え、町民らが興味深そうに見入っている。公益社団法人日本馬事協会(東京)によると、シマウマとの交配馬は極めて珍しいという。

    同牧場は敷地約5ヘクタールで、サラブレッドやアパルーサ、ハフリンガーなど約50頭の馬を飼育。田村義徳社長(65)は「珍しい馬を育てたい」と3年前に神奈川県の観光牧場から雄のシマウマ=当時6歳=を購入し、アパルーサやハフリンガーの雌との交配に挑戦してきた。

    父親のシマウマ

    なかなかうまくいかなかったが、獣医師の兄の協力もあり昨年夏、ようやく雌3頭が妊娠。今年7月に子馬3頭が生まれた。1頭は生後1日で死んだものの、雄雌各1頭が順調に育っている。田村さんは、母馬に寄り添って乳を飲む子馬の姿を見て「これからの成長が楽しみ」と目を細める。

    シマウマは気性が荒く、放牧地にシマウマを入れた当初は「犬のような鳴き声」におびえた他の馬が、遠ざかって柵に寄るほどだったという。動物園などを除けば国内での飼育はまれといい、日本馬事協会の永峰一弘専務理事は「シマウマと他の馬の交配に成功したという話は聞いたことがない」と驚く。

    同牧場は、動画撮影禁止などのルールを守ることを条件に子馬の見学を受け付けている。申し込みは同牧場(電)0146-47-6265へ。(升田一憲)

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