• コインランドリー進化 カフェ併設、スマホで空き確認… 目立つ女性客 道内店舗3割増

    カフェとトランクルームを併設したコインランドリー「Baluko Laundry Place南円山」=札幌市中央区

    学生や単身赴任者が利用するイメージが強かったコインランドリーが様変わりしている。共働き家庭の増加などで女性客の利用も目立ち、道内の店舗数は5年間で3割増えた。カフェを設けたり靴専用の洗濯機を置いたりと、差別化を図る動きも出てきた。

    「他の施設よりおしゃれで雰囲気がいい」。5月に札幌市中央区にオープンした「Baluko Laundry Place南円山」について、布団の洗濯で訪れた主婦横田こずえさん(64)はこう話した。

    道内初進出の同店は1階にランドリーとカフェ、2~5階にトランクルームを併設。公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」も備える。カフェでは京都の老舗コーヒー店の豆を使ったコーヒーや、東京の人気パン店のトーストなど40種類近いメニューが100~500円台程度で味わえる。「待ち時間を有効に使えると好評」(同店)で、洗い上がった布団をそのままトランクルームに預ける人もいるという。

    カフェには多くのパンやドリンクを取りそろえ、人気を集めている

    釧路市に3月にオープンしたのが「Laundry Casaイオンモール釧路昭和店」。洗濯機と乾燥機に加え、靴専用の洗濯機も置いた。商業施設内にあるため、洗濯中に買い物を済ませることができ、主婦や家族連れの利用が多い。

    コインランドリーとしては珍しく、午前中はスタッフが常駐しており「初めての利用や布団を洗うのが不安という人も安心して使える」(担当者)。

    帯広市に4月オープンした「JOYWASH帯広大通店」は、スマートフォンアプリと連動する最新式の洗濯乾燥機を導入。専用アプリを通じ、空き状況の確認や洗濯終了通知が受け取れる。キャッシュレス決済にも対応している。

    道によると、道内のコインランドリー店は2019年3月末時点(速報値)で769店。5年前と比べ200店以上増えた。コインランドリー用洗濯機販売などの「アクア」(東京)は「共働き家庭が増え、まとめ洗いすることで家事を時短化する傾向があるため」(広報担当者)と分析。クリーニング店に出すよりも安価なため、花粉やダニ対策で布団や毛布を洗濯するニーズも高まっているという。(土屋航)

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