• 2019/07/10

    離職主婦雇用「ママスクエア」 札幌に託児所付きオフィス 10月、月寒の商業施設に

     託児施設付きオフィスを全国展開するママスクエア(東京)は10月下旬、道内に初進出する。札幌市豊平区の旧道立産業共進会場跡地に同月開業する複合商業施設「ブランチ札幌月寒」内に、一度に約40人が働けるオフィスをオープンさせる。子育て負担や保育所不足から離職している近隣の主婦を対象として、新たな働き手を創出する。

     複合商業施設を運営する大和リース(大阪)が施設内の床面積199平方メートルの建物にオフィスや託児施設などを設置し、ママスクエアが運営。午前9時半から午後6時半まで開いており、契約した時間に親子で訪れ、子供をキッズスペース(72平方メートル)に預けた上で、親はガラス窓で隔てたワーキングルーム(93平方メートル)で仕事する。当面は25人程度を雇用し、企業から受託したコールセンター業務を行う見通しだ。

     昼休みには併設するコミュニティースペースや、商業施設内の飲食店などで親子が共に昼食をとる。キッズスペースでは1歳以上の子供を預かり、認可外保育所の基準並みの数のスタッフを配置する。子供の発熱などがあっても、親は隣室から駆けつけて、様子をすぐに確認できる。

     大和リースは今年1月から自社商業施設にママスクエアの併設を始めており、既に静岡県や埼玉県などに6施設を置く。「子育て世代を支援するママスクエアの設置が、商業施設全体の価値向上につながる」(宮川聖(きよし)ママスクエア事業担当部長)とし、3年で30カ所への設置を見込んでいる。

     ママスクエアは「能力があるのに働けない女性に働きの場を提供したい」として、リクルート系企業出身の藤代聡社長が2014年12月に立ち上げた。現在、約15社から仕事を受託しており、全国28カ所のオフィスで、子供のいる親950人が勤務している。(宇野沢晋一郎)

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