滝川のAコープ跡にダイソー　来年1月出店　近隣に「ツルハ」新店も

【滝川】1月に閉店した市中心部のAコープたきかわ店（本町4）跡に来年1月、100円ショップ「ダイソー」が新規出店する。運営会社の大創産業（広島県東広島市）と、土地や建物を所有するたきかわ農協が今月、賃貸契約を結んだ。近くの同農協所有地には来春、ドラッグストア大手ツルハホールディングス（HD、札幌）の新店舗も開店予定で、新たなにぎわい創出が期待される。

旧Aコープたきかわ店は国道12号と市道の交差点に位置しており、閉店後は空き店舗となっていた。

大創産業は、昨年6月にJR滝川駅前のスマイルビルに入居していた店舗を閉店したが、店舗自体のニーズはあるとみて市中心部での新たな出店を模索。周辺の住民による徒歩での来店も期待できるとして、この空き店舗への出店を決めた。売り場面積は約660平方メートル。来年1月の開店に伴い、市内のダイソーは「滝川バイパス店」（東町8）との計2店舗となる。

ダイソー新店予定地から西に約200メートルの同農協の赤レンガ倉庫跡地では、ツルハ新店舗の新築工事が始まっている。ツルハＨＤは「来春開店予定。詳細は12月以降に決まる」としている。ツルハ新店予定地の隣にはマックスバリュ滝川本町店もあり、約300メートルの通り沿いに大手の3店舗が並ぶことになる。（藤原那奈）