無印良品、道内15店舗新規出店へ 今後4年間で倍増
生活雑貨店「無印良品」を運営する良品計画(東京)は18日、今後4年間で道内に15店舗程度を新たに出店し、現在の12店舗体制から倍増させる方針を明らかにした。都市部の商業施設を中心に展開する従来の戦略を見直し、地方や郊外への出店を加速させる。
新規出店する店舗の面積は2300平方メートル前後の標準サイズで、洗濯・掃除用品や下着など日用品を中心に扱う生活密着型とする方針。出店場所は、日常的な買い物のついでに立ち寄りやすい食品スーパーの隣接地などを想定している。
道内13店舗目として25日に開業する新店は、札幌市中央区の山鼻地区で11日に開店したコープさっぽろ「やまはな店」の2階に入居する。これをモデルケースに出店を進めたい考えで、道内では当面、コープとの提携を軸に検討する。
良品計画は国内で年間100店舗の新規出店と、2024年8月期の売上高を21年比で54%増の7千億円に伸ばす目標を掲げている。道内には売上高700億~800億円程度の潜在需要があるとみており、堂前宣夫社長は「早く30店舗近くにし、じわじわと70~80店ほどまで増やしたい」と話している。(生田憲)
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