ゴム長靴の老舗「ミツウマ」がパン店 食を新たな収益源に
2021/11/10生食パン(左手前)などミツウマが運営する「札幌パン琴似工房」の製品 長靴で知られる老舗ゴム製品メーカー、ミツウマ(小樽)が運営するパン店「札幌パン琴似工房」が11日、札幌市西区琴似2の4にオープンする。新型コロナウイルス禍で海外工場から輸入している製品の納入遅延などが経営を直撃。新たな収益源の確保を目指し食品事業に参入することにした。
ミツウマや道外企業などが出資し今年7月に設立した札幌パン工房(札幌)の1号店で、運営はミツウマが担う。金沢市に本部を置く食パンブランドのフランチャイズ店として展開。低温高湿でじっくり焼き上げる「生食パン」(600円)やトースト向きの「焼き食パン」(500円)などを販売し、年間3600万円の売り上げを目指す。琴似店のほか、今後2年間で札幌市内に4店舗の出店を計画している。
ミツウマは10月に食品事業部を設け、今後はパン以外の食品事業の立ち上げも検討している。同社の岡田秀敏食品事業部次長は「本業と全く別の事業に挑戦し、社会経済が変動するリスクを分散したい」と話している。(生田憲)
最新の記事
【From 北海道新聞】
-
2022/05/19
念願の自前ダンススタジオ 函館・studio8が開設 伸び伸びレッスン「楽しみ」
-
2022/05/19
元気に「いらっしゃい!」 中島廉売 児童が職業体験
-
2022/05/19
私立「まおい学びのさと小」、体験会開始 初回は「畑づくり」10月まで 長沼
Read More
おすすめの関連記事
-
Ranking
人気記事ランキング
Recommended
編集部のおすすめ
消費税の価格表記について
記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。
Pick Up