「絵本のひ」子供ら笑顔　工作、おやつ作りも楽しむ　紋別

【紋別】絵本にちなんだ工作やおやつなどを楽しむイベント「絵本のひ」が10月31日、市内幸町4の空き店舗で初めて開かれ、盛況だった。
　
中心街活性化に取り組む「紋別まちおこし塾」（守口敏高代表）が、市民同士の新たな交流の場を目指し企画した。紋別や滝上の住民が3月に同じ場所で開いた「ちびっこマルシェ」を発展させた形で、若者が計画するミニ図書館「まちライブラリー」の試行も兼ねた。

会場では、持ち込んだ絵本を別の絵本と交換できる「ばくりっこ会」や、絵本を紙芝居のように木の人形で立体的に再現する「キッズシアター」、カフェ、10月31日のハロウィーンと絵本「コップちゃん」にちなみ、紙コップをおばけやカボチャなどの絵で飾る工作コーナーも設けられた。
　
クッキー作りを楽しんだ川口友里さん（10）は、「カフェ」で提供されたカボチャプリンや団子といったメニューがすべて絵本に登場すると知り、驚いた様子だった。（草間康弘）